2020年4月14日火曜日

リッチモンドの友人と話してみたら・・・

寝る前にふと「そういえばX先生のいるリッチモンドは今どうなってるんだろう」という疑問が叢雲のごとく湧き上がってきました。X先生はVCUでの私の共同研究者。

そこでまず先生に聞く前に、アメリカで私の家を借りてくれている駐在員の方にLINEをしたところ「営業の人間は家で待機しているんですけど、私達のような製造サイドの人間には会社からのそういった指示は勿論ないんです」とのこと。

おまけに学校の方も軽く一ヶ月以上延長されていて、ずっと家の中にいるせいで色んな意味でフラストレーションがたまっていて、いろいろと良くないそうです。当然ですよね。家で休めたところで、他の所に行けるわけでもなく家に閉じ込められているわけですから軟禁状態と同じ。いろいろな家で離婚や家庭内暴力、親子喧嘩などが増えているのもわかるような気もします。

そのあと、いよいよX先生にLINEでテキストを入れたところ「今話せますか」とのお返事。すぐにTalkに切り替えて話すこと15分。種々の切り口で語られる先生の話を聞いて、いろんな意味でリッチモンド界隈の状況が浮かび上がってきました。

一番驚いたのはHenricoの方にあるretirement houseで100人以上コロナに感染し、なんと40人以上も亡くなられたという話。悲惨です。
また大学は少なくとも現時点でほぼ全てがリモートでの授業かつ少なくともキャンパスは6月10日までは閉鎖。研究室等はそれに伴って事実上の出入り禁止とのこと。

Short pumpの商業モールなどは州知事命令で完全閉鎖となっているという事でした。先生御自身も家の中にずっと居ることを余儀なくされているとのことですが、散歩はやはりしているとのこと。それでも散歩ですれ違う人達はかなりのsocial distanceをとっているとのこと。grocery storeはあいているとのことですが、並ぶ人達はコレまたでかい距離を取りながら長蛇の列を作っているとのことです。それくらい社会全体が緊張して行動を一つにしているということ。

どっかのボンクラ宰相が宣う「経済活動を可能な限り維持しながら云々」等というのはまさに戯言。トップが想像力の欠片もないノータリンだと、国民も命でそのボンクラを選んだ代価を払わされる訳です。もうバカを相手にする時間はありません。本当に家にいることの大切さを皆が理解、というか実行しなければ・・・という所まで来ているのですが!


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