海外でも株価の乱高下でほぼすべての国で経済の先行きに暗い予想が示唆されています。
私のアメリカで働いていた頃から保持しているほったらかし401Kのプライスも短期的には15%下がっていました。こちらの方は私個人的には何の心配もしておりませんしやがては戻っていくことは間違いないので常にほっぽらかしで楽観的です。
しかし、問題はそういった生活を支えていないお金ではなく、まさに明日の飯を食うためのお金。日本の普通の人の普通の生活を当たり前のように支えている多くの普通の日銭商売の人達にとって、保証のない緊急事態宣言のなか、まさに明日のメシ代を削りながらの生活を強いられる人たちが日本中に無数にいるのではないでしょうか。
たった今この瞬間にも商売を畳むしかないという算段をしている人達、子供を抱えて途方に暮れているシングルマザーやシングルファザー。昨日仕事をクビになった人達、病気の親や配偶者、子供を抱えて仕事を失ってしまう人達。そんな人達の存在を無視したかのような政府の無為無策。
願わくはそんな人達が、政府の無策と貧困故に人生に絶望しその貴重な命を絶たないことです。社会に余裕がなくなってきた時に真っ先にしわ寄せが来るのはまさに弱者。今日受け止めている失業、貧困、疾病、障碍、その他のありとあらゆるネガティブなことがそれを真正面から受け止めなければならない人達を日々足許から削り、疲弊させ続けています。
最終的には巨大なショックウェーブが経済の落下という形で世界を覆い尽くすでしょうが、そちらの方は問題ないでしょう。傷は大きくても経済というのは死なない生き物、凹んだものは必ず戻ってくる。しかし命は戻らない。
親子三代のバカボン宰相には決して理解できない庶民の日常の苦しみが早く救済されるような日が一刻も早く来ますように。
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