2019年11月13日水曜日

若手看護師さん達の成長

病棟で新人さんで入職してきた看護師さん達が変わっていくのは愉しみです。

私の長女くらいの年で入ってくる看護師さん達が多いのですが、変わる子、変わらない子まさに様々です。無論、私としては「良いほう」に変わってくれる、つまり「成長」してくれる事を毎年期待しているのですが、なかなかそうもいきません。

正直なところ、良い方へ変わってくれる子が半分、あんまり変わらず期待外れの子がもう半分というところでしょうか。それでも半分も成長してくれる若い子達が居れば御の字というべきでしょう。

一年かかって「見違えたな〜」と言うほど成長する子もいれば、半年で「この子は成長が早い!」と思える子も。また中には一年目は「全然アカンな〜」と思えてた子も二年目からグングン成長する子も居て、この予想ばかりはなかなか単純な線形性を示してくれません。

成長する子は概して「素直」な子たちが多い印象が強いです、というかほぼそうだと思えます。そして最もこの業務の中で輝くのはその素直な子の中でも優しさを持っている子。
患者さん達からのリクエスト、というか呼びかけが頻回に来るのですが孫のように可愛がられている様子をよく見かけます。

優しくされて嫌な顔をする変人は滅多にいません。ただでさえ病院へ入院し不安や退屈と戦っている人達にとって笑顔で気さくに話しかけてくれる若い子達というのは、老若男女誰にとっても当たり前のように「素敵な存在」なのです。

素直というのは本当に成長のためには最も有効な素材なんですね。若手の成長を見るといつもその事を痛感するとともに、何故多くの年寄りが成長どころか退化していくのかと言う事実はその”素材”が無くなっているからなのだろうと、自戒のネタとして頭に刻み込むのでした。

経験年数、職位云々で己がエラくなってしまい、素直だった若かりし頃の自分を無くした年寄りの皆さんはこうやって成長した若手に追い抜かされ、引退の時を迎えていく事になるのでしょう。

明日は我が身です。


0 件のコメント: