2019年11月2日土曜日

どうしたらタバコをやめられる?

今回のリサーチで考えたのは禁煙の手段でもっとも効果的なものは何かということ。

患者さんと職員の皆さんの協力を得て集めたアンケートから解析して得られた結果を眺めて考えたのは、まず喫煙場所を無くす、それが出来なければ制限するのがもっとも早いということでしょう。

大学や施設によっては喫煙後は45分間部屋に戻ってきてはいけないというルールを設けているところもありますし、奈良県だったかな?喫煙後にはエレベーターに乗るのを禁止したりと言うような厳格化を導入するところもあるそうです。

基本的には吸う場所を削る、その次にはタバコの値段を上げることだと思います。患者さんや職員の話を聞いていると、結局のところお金がなければその結果として得られるタバコも無しということ。これに関連してタバコを得る場所自体としてのタバコを売る店も遠ざけることが喫煙者に大打撃を与えることになります。

私の勤める病院でもタバコを売る事自身が出来なくなりました。ところが歩いて一分のところにはセブンイレブンがありますのでタバコの入手場所という意味では全く制限になっていません。

もう一つ、病院敷地の直ぐ外に特別喫煙所という「現時点では」法で許されている喫煙場所が設けられている為、全く禁煙の効果を大きく損なってしまっているということです。
ここは囲いで覆いかつ喫煙所であることを大書することでその存在が許されているんですが、そんなものあったら駄目ですよね?抜け道だらけの愚かなシステムです。

副流煙や三次喫煙の外から逃れるのはまだまだ先の世界ですね・・・。


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