当直で比較的激しい対応が続いたときには心も体も大変疲れます。
ところが、どんなに疲れていても看護師さん達からは容赦のないコールが入ってくることがありますからこちらの神経も朝の始業時には既にぐったり疲れていたりします。
実際のところ、仕事が始まってしまえばそんな事など関係なしに日常の業務は滞らせることなく進めては行くのですが、やはり日中にあくびをする回数は増えてしまいます。
もうすぐ始まる病院での働き方改革の導入がしっかりワークすればこのような連続業務は原則的に「禁止」となってしまい、それが出来るのは「院長のみ」となってしまうらしいです。
とは言え院長と呼ばれる人達は通常還暦前後の人から上、そんな事を続けているとやがては体や心に不調をきたしてしまうのは間違い有りません。やはり医療の現場では職務内容の絶対的物理量が「どう考えても」医師などが健康に働けるボリューム以上のものであることは間違いないと思います。
勿論、これは職員間で大きな差があって「ゆったり出来る」レベルで働いている方々もいるのですが、少なくとも前線に居る内科や外科医、小児科医の多くはとてもとても疲れてしまっている人が大変多いと思います。
若いうちは良いのですが、やがてそれらの人達もベテランと呼ばれるようになってくると、頭はまだまだ問題なくても体はついていけなくなり始めます。
私も50を過ぎてくると無理やりしなければならない時の連続当直などが入って来た時に「インシデント」が重なると翌日はダレダレです。
そんなときには妙に眠れない。体は確実に疲れているし、昼間はやたらとあくびが出ていたのにベッドの上でゴロゴロするばかりで意識はその日に行った仕事の内容から離れられないことが多くあります。
こんな時は最悪。二時間ほどゴロゴロしながらもやはり眠れないという状況。結局、その眠ろうという努力行為自体に更に疲れが蓄積してしまう感じで、ロクな事はありません。
とは言えこれも仕事。何とかならんもんですかね・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿