2018年9月6日木曜日

平成という名の平成でない時代が終わりそう

一体どうなってるのと言うほどの連続災害。

北海道で深夜に発生した巨大地震の翌朝のヘリ映像は衝撃的でした。これほどなだらかな山並みがどうしてこんなに激しく全体にわたって地滑りを起こすのか?地元の被災者の方々もそうインタビューに答えていましたが、少しでも盛り上がった土地というのは雨水を含んだ状態で巨大な地震が来たらあんなふうに集落があるところまで地滑りを起こし得るというのなら、日本中危ない所だらけとなってしまいます。

実際、多くの方々が亡くなられたり行方不明になられたエリアというのは、地滑りなどのリスクという意味ではハザードマップには載っていなかったというわけですから、常識的な判断ではそんなことはそこでは起き得ないと考えられていたという事ですよね。

やはり災害というのは忘れた頃に人の想像を超えた状況で想像もしない場所で起きるのだと言うことを再度確認せざるを得ません。

震度7とか本当に有り得ない。記録を調べると、関東大震災でさえ震度7は記録していない(最大震度6)ということなので、石狩や胆振を襲った震度5や6の地震はもちろん、震度7の襲った発電所近辺の揺れの恐ろしさといったら経験したことのない人には絶対に理解できないレベルの揺れだったんだろうと想像します。

病院の中にも石狩の周辺が実家だという若いヘルパーさんが一人いて、朝から電話し続けても全く繋がらず、(当たり前ですが)心配で仕事にならなかったそうです。結局、彼女の場合は幸いにして、夕方には安否の確認ができたとのこと。本当に良かったです。

熊本・天草エリアでの地震、中国地方での災害、近畿を中心に暴れまわった今回の21号台風、、、。この一、二年だけでも酷いことが次々に起きている平成の終わり。せっかく平安無事を祈って地平天成(地平かに天成る)から付けられた名称なのに・・・。

北海道の皆さん方の平穏な日常が一日も早く戻るとともに、被災された方々にも国家と自治体の太い物理的、経済的支援が届き少しでも癒やされることを心より祈っております。

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