2018年9月12日水曜日

入院中のトラブル

病院内では入院患者さん達同士の揉め事、やらかし事件などが起きることも少なくありません。

我々医療サイドが如何に気をつけていても影でコッソリとタバコを吸ったり酒を飲んでしまう人は極めてザラにおります。
基本的に室内での喫煙、トイレでの喫煙、そして例え院外であってもアルコールを飲酒されたことが判明すれば最初の入院時の約款にある通り退院です。

あと多いのは盗難に関するトラブル。これも、実際には金銭や貴重品は事務の方で入院時にすべてカウントして責任を持って預かることも出来るのですが、中には所有物に関して非常に強いこだわりを持たれている方々もおりますので、そういう方は各居室にそのまま持ち込まれるのですが、そこで事件が起きることもしばしば。

モノの紛失が発生するのですが・・・認知症の患者さんが居ると、そもそも自分がどこかに置いて来ている可能性も含めて一体本当に何が起きたのか判らないこともよくあるんです。
更に「もの盗られ妄想」という認知症の患者さんに特徴的な症状を持つ方の場合には、最初から持っていないものでも「盗られた!盗られた!」という様に叫ぶことも沢山あるんです。

そうなることが分かっているからこそ、入院時に預かりますよ〜と言ってるんですが、やはりそう言う方に限って・・・ですね。

明日、別のトラブルに関して続きを書きます。

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