今回の大雨、言葉を失うような大災害になりました。
西日本を中心とした集中豪雨による土石流や河川氾濫の被害の酷さが次々に明らかになるにつれ、その恐ろしいほどの爪痕にただ言葉を失うばかりです。昨日わかっている時点で確認された死亡者だけで四十数人と言われていたのが、今では100人超が確実にお亡くなりになり、行方不明者はそれに匹敵する可能性があるという話。
大地震や津波による自然災害だけでなく、雨による災害がどれほど恐ろしいかは長崎大水害を経験した嫁さんはよく知っていて、その時の恐ろしい話は折りに触れ聞いてはいたのですが、そんな惨事が二度と起きてほしくないと思っていた矢先のこの大災害でした。
罪もない多くの人々が岡山や広島、愛媛などを中心として亡くなられました。土砂崩れで家族を失われた方の悲痛な叫びや疲れ切った顔を見るとこちらまで涙が出てきます。
間違いなく激甚災害に指定されるべきと思っていたら、当然のようにすぐ指定。自治体と国が全力で協調して回復を目指すにしても、原状回復には長い時間と大量の人力と巨額の資金が必要になるのは必至。心のケアも・・・。
人を失わなかった人達でさえ、思い出、家、お金、車、仕事場等多くのものを失った方々がそれにも増して遥かに多く居るのは周知の事実。
長期罹災者とならないように全力で自治体も取り組んでくれるとは思うのですが、、、。
今回の大災害でやはり思いを強くしたのは「万一」というのは決して確率の低いことでは無いという事。家に帰ったら災害用の種々の防災用品、非常用食品等を揃えておかねばと言うことでした。
名古屋であれば大地震等による災害が最も想定されるわけですが、その時が明日か十年後かわかりません。備えはあくまでも備え。使わなければそれは幸いと見做すのが当然だと思います。
現時点で行方不明の方々が一刻も早く無事に見つかる事を心より祈っております。
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