2018年7月12日木曜日

夫婦と価値観

結婚する時に相手の趣味や価値観が一致することが大事なんていう方は多いと思います。

が、我が家ではその点は全く無頓着で結婚しています。
価値観なんてそもそも赤の他人として出会う夫婦が一致することはありませんので、その妥協点が生理的な限界を超えない者同士がえっちらおっちら同じ方向を目指して(時には違う方向を目指してでも)頑張っていくというのが結婚生活。

童話に出てくるような仲良し夫婦というのは実際あるのでしょうが、そこには何のエキサイトメントもないような気もします。

私と嫁さんの間では聞く音楽も違えば読む本も違う、私はゲーマー、嫁さんはゲームを何一つしたこともないような人ですし、育ってきた経済的環境も通ってた学校も住んでたエリアも話す方言もこれまた違います。

それでも気は合う。色んな事を話せば、知っている世界も興味の範囲も全く違うけどそれでもやっぱりいろいろ話す。お互いにお互いのことに呆れることもあるしオイオイと思うこともお互いあるけれど、やっぱり結局はお互いの存在で生活はうまく回るし一人で居るとお互いに足りないものがあって不便になるわけです。

そこには同一の価値観というか、趣味の一致などはないんですけど上手くいくもんは上手くいく・・・というようなものがあると思うんですけどね。

こんな話をしたのは病棟で夫婦の間の価値観の話が出たからなんですが、結論はどうなんでしょう。「上手くいくもんは上手くいくし、壊れるものはどうあっても壊れる」程度のものじゃないかなと思うんですけどね。

むしろ、趣味や価値観が同じという場合は夫婦仲に亀裂が生じ始めた時の差異の拡がり、ギャップの拡大ということが却って鮮明になって、そうでない夫婦の場合より素早くぶち壊れていくような気もするんですけど。

どんなもんでしょうか。知りませんが。w

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