2018年7月6日金曜日

オウム真理教の死刑囚・死刑執行

遂にというか、まだ済んでなかったのかというほど時間のかかった裁判でした。

平成7年に発生したこのカルト教団による凶悪なテロ事件は日本だけではなく世界を震撼させた狂気の教団による狂気の事件でした。
当時の朝のことは今でも覚えていて、喰い付くようにテレビの画像を見入っていたのを覚えています。

13人の無辜の人々を苦痛の中で殺し、6000人以上の人々の人生を永遠に変えてしまったこのクソ教団のテロ実行者達が一日で7人吊るされました。一覧を見てみると、いすれも名前と顔が一致するほど顔の知れている人間達でした。
こいつらはこれだけでなく、可愛らしい赤ちゃんと坂本弁護士夫妻のみならず、河野さんの奥さんも殺すという極悪人共。考えられる限りの悪逆を尽くす麻原の欲望成就マシンとして働いていたわけですから死から免れるわけがありません。

宗教というものに対してはもともと常に一定以上の距離を取り続けていた私ですが、カルトに至っては”なんでこんなクソ教祖のクソ説教にみんな騙されるんか?”という疑問しか湧いてきませんでした。

その後、洗脳の解けた人たちが書きあらわした様々な内部事情を語る詳細な記録では、薬や修行という名の追い込みで人々を思考ができないような状況に持っていき最後は完全に意のままに言うことを信じ込ませると言うまでにコントロールするということでしたが、そもそもマトモな人間があんなイカガワシイ宗教モドキ(宗教でさえないように思えます)に騙されるのかと言いたいんですが・・・。中には立派な医者もいましたしね。

”疑う”という人としての基本的な能力の発揮を許さないような団体がそもそもマトモな訳ありません。

こんな事があったあとでさえ未だにこのクソ教団の変質しただけのアレフや光の輪などという変質クソカルト教団がポロポロと分裂増殖しているとか。こういう人達の頭の中ってどうなってるんでしょうかね。

事件が起きて四半世紀、亡くなられた方、被害に遭われた方々に思いを寄せるとともに、インチキ宗教家達の悲惨な今後の人生を心から願うのでした。

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