2024年6月17日月曜日

疲れているのに眠れない訳

「疲れているのに眠れない」というのは結構大変な事です。

精神科の先生方はこういう時に眠剤をチャレンジしたりしますが、実際の所、こういった状況の背景には「うつ病」が隠れていたりしますので、私自身は安易に種々の眠剤を出さないようにしています。

患者さん自身もクラシカル、且つ悪評も高い古い時代のベンゾジアゾピン系の向精神薬などを警戒して、自ら「眠れないけど要らない!」と言われる方も意外と沢山おられ、私自身も喜んで「処方しない」ほうに乗っかります。

ただし、病院で眠れない事は理由が結構明確で、加齢に伴う睡眠時間の短縮だけがその理由ではなくて、院内の生活が単調でする事が無い為に昼寝をする事で昼夜が逆転するパターンの多い事、多い事。w あとはいびきをかいて眠っているのに「昨日は一睡も出来んかった」等という方も何時もの如し。

さて、私の方はというと当直前日にいろいろと家でやる事をやった為に睡眠時間はかなり短い状態で当直開始。実際は夕方の時点で既に相当眠かった上に、明日の大腸ファイバー用の患者さんの準備で早く起きないといけないので早く寝ないといけなかったのですが、夜の12時過ぎにも患者さんの事でいろいろと電話が入ってきて眠れませんでした。

それでも対応を済ませて寝始めたのですが、うとうとし始めた時に違和感発生。それはこの前から続けている左上三番の治療中の歯の痛みに間違いありませんでした。orz

最初はやり過ごそうと我慢していたのですが、時間が経つにつれ拍動性の痛みになって参りました。こうなるともう眠るどころではありません。最後は諦めて起き上がり、手持ちの鎮痛剤を服用したのが3時過ぎ。抗生物質も同時に服用し30分ほどで痛みは遠のきました。

すると今度は痛みの後ろに隠れていた猛烈な空腹が表に出て来ました。これは何とか意志の力で乗り切って…気づけば朝8時でした。w

本日の結論。痛みは空腹に勝る。

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