2024年6月10日月曜日

少しずつ戻ってきているオヤジ

親父から謎のテキストが入ってきたりする数日が続きました。

腹膜炎から少しぼんやりした状態になっていたのは判っていましたが、投与されたスルバシリンが功を奏したのでしょう。今日親父から送られてきた白血球の数値は2万台から1万1千まで低下。ここまでくれば「通常」充分効果があったと考えられます。

日を追うごとに親父の方も状態が良くなっていくのが理解できる状況報告が入り、安心できる感じになってきました。

先ず経鼻チューブから排液している状況が解除され抜管。その後からはゆっくりと重湯を飲まされる状況になったようです。更にその後からはゆっくりと流動食に変わるという実にスタンダードな状況である事が良く解るような親父からのテキストでした。

音声でも直接に電話が入るようになってきて、数日前までとは明らかに異なる元気さで話をするようになってきました。

その声を聴いて「取りあえずは助かった」という気持ちを持てましたが、もう一段階大事なステップが残っています。実はこちらの方が問題である可能性が大きく、状態が更に安定化しいったん退院させるという外科の先生のお話でしたので、それを待った上で今回の腹膜炎の原因をGIFなどで調べる事になる訳です。

前回の腹部単純CTで肥厚を認めた十二指腸周辺と思われる部位に潰瘍孔があるのか、それとも胃癌のような悪性腫瘍による穿孔の発生だったのか。これらは今後のチェック・アップで判明するのでしょうが、何れにしてもこれからの検査が大切で、その結果次第では私も再びアクションを変えなければならない訳ですが…。

まあ、こればかりは自然の成り行きに任せるしかありませんので、先生から入って来るであろう電話連絡をじっと待つのみです。(まあ、曖昧ながらも親父からもテキストは入るでしょうが)

患者家族の気持ちの理解という貴重な経験をこういった形で味わっている今日この頃の自分です。

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