今までは岐阜に週末何度来ていても、その周辺の市町村にばかり行っていました。そもそも岐阜市内って「何がある?」という感じで、金華山の上に見える岐阜城があるけれど・・・くらいは遠く138タワーから見えているので理解していました。
しかしそれでも特に私の良いな人間には縁が無いというか目的地としていくことは無い街でした。
ところが、今回いつもお世話になっているある方からお誘いがあり、「是非そこの美味しい中華のお店に行きましょう!」という事で私の方で車を出して岐阜市内のど真ん中、以前岐阜市役所のあった跡地の真横にある開化亭に向かいました。
ここに今日案内して下さったおばさんのお話ではこの開化亭の初代のおじさん、おばさんがヤバいくらい愛想が悪くて笑ってしまう程だったとの事です。客商売とはとても思えない程で、数々の伝説がある様です。近所の人達はこのおじさん・おばさん達がこの岐阜の本店に居た頃は「あんな愛想の悪い店、絶対行かんわ」等という人が居たんだそうですが、それでもそれを上回る味の良さがある為に来る方々が沢山居るんだそうです。
特にそれが顕著になったのはテレビ放映があった後からで、全国からお客さんが来るようになったとの事でした。
息子と嫁さんとそのおばさんの四人で食べ始めたのですが、出て来る食事はとてもとても中華という内容ではなく、説明が無ければ完全にフレンチ。出て来る数種類の皿はそんなにサイズは無いのですが、美味しいことこの上なし!やはり人が予約して待つだけのことはあるな~というのが良く解るレベルのものでした。
会話を愉しみながら全てのメニューを食べ終わって、ハッピーモードになって二階から一階に降りて行った時に誘って下さったおばさんがお支払いして下さった金額が一瞬見えたのですが・・・腰を抜かすのに十分な金額でした。
街中華と伺って数千円と思っていたのですが、ランチのセットメニューが腰を抜かすほどの金額ったとは。orz
このおばさんは以前から何十回もこのお店に来ているそうですが、以前は一人5000円くらいだったとの事。有名になるにつれてお店の予約が取りづらくなり、値段もゆっくり上がっていったのだそうです。
帰りは幸せと申し訳なさで一杯。言葉も無いとはこの事でしたが、どうやってお礼を返したら良いのか思案しているところです。
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