2024年6月23日日曜日

ドラゴンズの街にあるカープの居酒屋

やっぱコアなファンというのはどんな街にでもいるもんです。

という訳で、金鯱軍の街たる名古屋にも他の球団が居座る飲み屋や食べ物屋というものがあるだろうなとは思っていましたが、たまたま行った店で濃度120%のカープの店に入ったことを自覚しました。

最初は小さなテレビの画面に「たまたま」中日とカープの試合が映っていたのですが、そのテレビの横には何とカープの人形が3体も奇麗に並んでいたのです。その横にはカー王のロゴの入った特別なビール?類も並んでいるし、良く見てみると柱にはカープの応援グッズがさりげなくでは無く堂々と掛けられているし、トイレに立ってそこには居ると壁4面全てにわたって広島優勝時の新聞の切り抜きのラミネートされたものやポスターなどが張られていました。

その状況が理解できるとトイレから出て改めて店の内装を観察した時にここが「カープファンの為の店」である事が判明して酔いのまわった頭の中で「熱いな」と感じた次第でした。w

例えば阪神ファンの店というのは恐らくどの都市にもキッチリあって、トラキチと言われるコアな連中が試合に勝とうと負けようと連帯の為にメートルをあげる日々を過ごすことが出来る場所だと「推測」しています。

同じようにどこにでもあると思われる巨人ファンの店なんかも恐らく別の意味で巨人・大鵬・卵焼きの流れを形を変えて連綿と繋ぐ世代によって継がれているんでしょうけども、やはりトラの熱量にはとても勝てんと思っているのは私だけではないでしょう。

翻ってファンの絶対数とその偏り具合では確実に絶対的マイノリティーであろうカープ・ファンの店に今回入店して感じたことは「熱さ」はサイズに関係ないという事でしょうか。寧ろマスが小さいからこそ一粒の熱量は高いのか?

しかし、居酒屋としてのこの店はとにかく何が出てきても美味しい!そして、お客さん同士が意外と狭いところに押し込められている事で何となく連帯感が出るという魅力的な条件があり、カープ・ファンにはうってつけだろうなと思ったのでした。

結論:カープ・ファンでない私もまた行きたいと思う店でした。店名は…自分で調べてください。お客が増えると私の枠が減るので。w

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