今日はちょっとだけ各務ヶ原に入っての訪問でした。
何だか最近の週末はほぼずっと「岐阜尽くし」という感じで、オマエは岐阜県観光課から何か貰っているんじゃないかという程の岐阜巡りです。w
取り敢えずこのエイザイの設立した博物館は創業者の内藤氏のお考えにもとづくものので、昨日お世話になったおばさんの御主人が以前ここに行ったことがあって、そのおじさんが「面白いところだった」という一言がきっかけだったのでした。
私としても医療関係者ですからこういった日常の治療の中でいつも使うお薬を作っている会社が展示しているいろいろな製薬関係の展示品が面白くない訳が有りません!実際今回行ってみて、自分の推測に間違いが無い事を確認させてもらいました。
息子とくすりの博物館の敷地に入っていくと館の前一面には各種の珍しい薬品のネタになる植物群がびっしりと植えられていました。勿論熱帯圏の植物もちゃんとしたハウスの中に。まずはここでいつも使っている漢方の成分となるような多くの生薬のオリジナルの姿に合うことが出来たことに感激。
しかし、思ったのはこういう植物に山で出あっても絶対にそれだと気づく事もないであろうなという確信でした。w さらに思ったのはよくまあ、こんな無数の植物の中から何がしかの体に聞くモノを選び出したな~という経験則確立までの恐るべき失敗の回数への尊敬。植物の中には根っこは役立つモノでも、地上の部分は毒物であるようなものも普通に存在しますので、その植物園を眺めて改めて感慨に浸ったのでした。
さて、館内ですが写真で見ていただくのが早いかと。(今回は書いていませんが、今の時期二階で認知症の特別展示をされていましたヨ)
昔の薬屋さん。雰囲気あります! |
あの!傷寒論の実物。まさか!と震えました…。 |
ありとあらゆる伝説的薬の素材群。 もちろん怪しいものもたくさん入ってます。w |
麻酔の進展とともに進んで行った外科手術。 これは当時の乳がんのオペです!驚きの江戸時代‼ |
アノ「仁丹」ですね。 |
正露丸になる前の征露丸。 ウクライナに送ってあげると喜ばれるかも^^ |
国立科学博物館認定の重要科学技術資料!「碧素アンプル!」 あの「仁」をまざまざと思いだしました。 |
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