2024年6月2日日曜日

驚愕の電話と追加の驚愕

朝寝ていたらブルブルと電話が鳴りだしました。

行為のはほぼ間違いなく勤務先の患者さんからの電話。正直、あんまり良い気分ではありません。それでも出るのは当然ですから、電話口に出ると、聞き慣れない男性の声で「あ、もう伺っているかと思いますけど、お父さんのCTではfree airが見られてまして~、恐らく先行部位は十二指腸か胃だと思います。癌の可能性も当然お父さんにはお話ししていますが~」と、立て板に水。

ベッドの上で「あ、いま初めて伺いました。何時運び込まれたんですか?」と逆にこちらから伺うと、昨日の夜11時ごろからずっと痛くて、それを我慢していたらしいのですが、朝になってついに我慢できず救急車を自分で呼んだとの事…。orz

以前から心窩部がシクシクするから胃カメラをしてもらう様にかかりつけの開業医にお願いしていたにもかかわらず、ただ笑ってやり過ごされていたとの事。ハッキリ言って怒りを覚えます。自分で出来なければ出来る医師に紹介状を出せばよいだけの事。前から親父には「何でそんな医者に義理立てするんだ?」と半分叱りつけていたのですが、良くない形で案の定の状態が出現してしまった訳です。

この段階でいきなり入院先の救急室から私に電話。とってみると親父からでした。「今、病院に~」と先ほど先生から伺った事を私に再度話します。どうやら電話口の向こうで看護師さんに窘められてまさに今、上の消化器外科の病棟に移動という所だったみたいです。

今回の驚きのインシデントに絡んでいつもの様に親父の妹である叔母さんが病院に駆けつけてくれたのですが、その叔母さんが更に驚愕の追加情報を話してくれました。それは「あんたのお父さん、先月の二十日過ぎに赤信号を無視してバイクでにぶつかって、左膝をケガしてるよ!怒られるから言わんでって言われてたけど~」と打ち明けてくれました。

もうね、何をやっとるのかうちの親父。orz

さて、ここからが私の問題。親父の状況確認と万一の手術の時の為の同意書にサインをする必要があります。この時点で既に飛行機の時間と値段、座席の空き状況のチェックを開始。飛行機好きの息子と二人で行けば、障碍者割引で宮崎まで夕方から飛べます。本当は昼過ぎの便もあるにはあったのですが、車のドアの修理で丁度車を出していて、夕方前にならないと自分の車も返ってこないばかりか台車も返せなくなってしまいますので、夕方まで待ちました。

夕方の便に息子と飛び乗って久しぶりのフライト。宮崎ブーゲンビリア空港に着いて、ネットで予約していたレンタカーを直ぐに受け取って、田舎にある叔母夫婦の家へ直行。今回の件でお礼を言った後で今後の対策について予定を話して家を辞し、預かって貰っていた我が家のカギを受け取って息子と久しぶりに家帰ってきたのでした。

今日はもう遅いので、万一の事が無い限りは病院にも行きませんし、病院から電話がかかってくるような事が万一あればそれは相当な緊急事態。そう思いながら布団を敷いて息子と二人で寝床に就いたのでした。

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