2024年4月7日日曜日

あっちもこっちも花見・花見

息子を連れて野郎二人で花見三昧の一日でした。

最初に向かったのは藤が丘駅。ここは毎年桜まつりをやっていますが、実は我が家からその駅に向かうまでのいつもの散歩道こそが近隣のみならず結構遠くまで有名な「なにしおはば」と言うレベルの桜並木の有名な道です。

桜というのは虫対策がバッチリであれば結構春は美しく、夏は葉陰を作ってくれる素晴らしい樹木ですが、最近この並木道の桜は樹勢が無くなり明らかに老木となり、それに伴って枯れて折れたりする枝が目立ってきていました。

これに対して名古屋市はおそらくきちんと対策を立てているようで(当然といえば当然ですが)、樹木にナンバーを付けて桜の若木と植え替えをしていっています。
車も大量に出ています
列ごとどっかりと抜いて交換するのではなく、樹勢や落木のリスクを勘案している感じで、ヤバ気な樹から抜いてはそこに直径数センチクラスの若い桜を入れ込んでいます。何と言ってもアスファルトの路面に空けられた僅かな穴凹二植えられている桜ですから、おそらく根っこは息ができずに相当ストレスが掛かっていると思われますので、広々とした野山に咲く桜の木々とはまた違った老い方をしていくのでしょう。まあ、こういうのは人と同じです。

さて、我々二人は手を繋いで藤が丘駅の周りのお祭りを見物しながら五平餅やみたらし団子を注文してはぱくついていました。何と言ってもこういう所での買い食いは気分最高です。
人の出方が尋常ではありません
その後はすぐさま地下鉄に乗り栄駅で乗り換え、名城線右回りで二駅のところにある(新しく改名された)名古屋城駅で降りました。

地上に上がっていくと、そこはまた大勢の人々で賑わう別世界。いつもの金鯱横丁を抜けながら名古屋城の城郭内に入っていきました。息子の障がい者手帳のお陰で全く並ぶことなく長蛇の列をスキップ。無料であっという間に中に入れました。

中では例年と全く同じ配列と出し物で出店が並んでいました。いつも思うんですが、なんだか名古屋城内の食べ物屋台群は猥雑さやお愉しみ感とは程遠く、おとなしいく面白くないくせに値段だけはお高いという世界。

個人的いはこのセッティングは何だかお役人が考えて頑張りました的な印象を受ける毎年のこの時期です。
御城には種々の桜が植えてありその違いも目を愉しませます
名古屋城は相変わらず未だに入れずじまいでしたが、城の美しく見えるベスト・ポジションでは写真やさんが陣取っており、小さな写真は無料という謳い文句を巧みに使い写真を撮っていきませんかと誘っていました。

私は「たまにはこういうのも良いか」と誘いに乗って、親子二人で「はいチーズ」とポーズを決めて1200円の写真を買いました。
これは帰り際の御城の勇姿。早く改築始まらんかな…。
帰りには再び藤が丘駅にあるFreshness Burgerに立ち寄って、ハンバーガーをぱくついてから家路へと戻りました。あちこちで桜に囲まれた親子二人の幸せな一日でした。

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