この日になると毎回「私の人生のある節目」としてこの日を思い出します。
16年前の丁度この日に私はバージニアで僧帽弁の修復手術をしたのです。このブログの右のサーチ・エンジンにキーワードとして[僧帽弁]と入れると、当時の事をいろいろとメモとして記述している私の記録が出て来ます。
実はこのブログには全く公開していない「ずーっと前に記述して準備した」僧帽弁修復術の記録の過程が記されている私の裏ブログがあるのですが、未完成のままでそのまま放置しています。これからも放置し続けるつもりですが、改めて読み直すと「ようやったわ・・・」という感慨一入です。
今の日本円にして3000万円のオペでしたが、おかげさまでこうやって生きている訳で、少しは他人様の為に役立つ仕事をしている?と思えるくらいには生きた価値があったかと自分では思っているわけです。
もしあの時「豚の生体弁」なんかを使っていたら恐らくもう一回は既に弁の置換術を受けるくらいの状況にはなっていた筈ですし、機械弁であれば抗凝固剤を使用し続けることで種々の副作用にビビりながらの人生を送っていたと思います。
まあ、単なる運なんですが、あの時に心臓外科医のバンディ先生が私を受け持ってくれたのが私にとってラッキーだったのでしょう。弁の置換では無く修復に全力を傾けて下さったことに16年経った今、あらためて感謝です。
何時まで持つこの命なのかは私を含めて誰にも判りませんが、もう少しは役に立つように生きていこうかと改めて考え直した今日のうるう日でした。
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