2024年2月17日土曜日

親父の血尿

朝から電話が鳴りました。

朝の八時。こんな時間に電話が鳴る時は通常病院からなんですが、たまにそうでない事も。そしてその「たまにそうでない事」はほぼ100%親父からの電話で、ほぼ100%良くない連絡。w

今回も土曜朝という事で未だ寝ていたのですが、どっちからの電話だろうと思いながら電話を拾い上げて応答しました。

「もしもし」と話しかけた所「おい、XX(私の名前)寝ちょったか?」と親父のいつもの宮﨑弁全開の甲高い声。内心(何か良くない事あったな…)と思いつつ平静に話しかけるように「どうした?」と返答すると、今朝起きて直後にトイレに行ったところ血尿が出てびっくりして電話してきたとの事でした。

「ああ、そういう事か。で、背中の痛みとか最近も含めて全くなかった?」「そっちの泌尿器の先生から前立腺の検査は定期的にされてるよね?PSAの数値もずっと低かったよね」等と幾つかの質問をしていきましたが、少なくとも最近は大きな問題は無かったとの事でした。

十数年前に前立腺癌の診断を受けて以来小線源を前立腺に埋め込んで、それ以降劇的にPSAが低下、前立腺肥大用の薬などもきちんとオヤジらしく服んでいましたので、再発も無いとは言えんけど、どうやろうね~と落ち着いて話しました。それに腎結石、膀胱結石を含む尿路結石の可能性もありますし、感染症、腎癌、膀胱癌や直腸癌からの膀胱浸潤等も確率的には無いとも言えない疾患です。

その後、やはり心配になったのか私に「いつもの泌尿器の先生に電話したけど繋がらなくて」等と再度電話してきたのですが、「まあ、落ち着いて」と話をしたのですが、こういうのは親父のような心配性の人にとって落ち着けというのはまあ、無理筋。

「月曜に大きな病院に行って画像診断とかして貰っても全然問題ないよ」とは言ったものの、その数時間後に電話をしてきて「あんまり心配しないで良いと思いますって言われた!」と、結局時間をかけて病院に行って検査したことが判明。

血尿が潜血(++)でしたが、画像上の検査結果がどうだったのか等は紙切れなどは無し。出された薬に経口の止血剤と抗生剤が入っていたのが確認できました。

さて、親父の事ですから週明けにもまた先生の所に行くのでしょう。無事を祈る息子でした。

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