2024年2月24日土曜日

アメリカ時代の日本の友人と名古屋で再び食事

リッチモンドに居た頃に知り合いだった友人達は今でも私の貴重な財産です。

その中の一人、専門分野を乳腺外科に変更して大成功を遂げている兵庫の友人が家族四人で名古屋に遊びに来てくれました。

リッチモンドに居た頃には御夫婦にはなかなかお子さんが授からなかったのですが、日本に帰ってきてあれよあれよという感じで、今では6歳と3歳の元気な男の子の親御さんです。やっぱりストレスや環境と言うのは男性側にも女性側にもいろいろな意味で影響を与えるのでしょうか。

今日は炭焼きうな富士別邸へ家族をお招きしての食事会でしたが、若夫婦の頑張りと今までは本当に幼かった長男と赤ちゃんだった次男の二人が走り回っているのを見て何だかお爺ちゃんの気分になってしまいました。彼らにお土産として持ってきた列車・電車の図鑑に食いついて大興奮してくれたのが私には何にも増して心の癒しになりました。

ビックリしたのですが、やっぱり今時の就学前の子供達は当たり前の様に文字を読むのだなと言う事実に改めて唸ってしまいました。私の幼少時代は両親は「教育は学校に任せ、変な事を教えない」という(良いか悪いかは別として)当時の両親なりの哲学の下で育てられていた故に入学のその日まで文字や計算の出来ない子でした。そういう当時の自分からすると彼らの様にスラスラと漢字交じりの図鑑の文章を読める子を見ると何だか不思議な生物を見ているような印象を受けてしまいます。

さて、うなぎの方は先生御夫婦ともに大喜びしてくれて好物のうなぎを味わっていただけたのが何よりでした。チビちゃん達が中庭の池の鯉に夢中になっている間に、先生と私で直接現在の研究の話や大学での話などをいろいろと伺って近況を理解することが出来ました。良く仕事の出来る先生が、良い環境を得て、巡り巡ってくる種々のチャンスを確実に引き寄せているのを見ていると「次世代のリサーチは全然大丈夫だな~」と思えるのでした。

腹が満ちた我々は1時間半ほどで別邸を後にしたのですが、別れ際に前日はレゴランド、今日の午後は鉄道博物館に行くという話を聞いて名古屋にも彼らに楽しんで貰える場所があるんだなと感じた次第でした。^^

しかし、食の愉しみの広さと深さでは神戸の方が恐らく一枚も二枚も上。今度は神戸に遊びに行かねばなりません。

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