2024年2月14日水曜日

いいとこ見つけた^^

バイト先で仕事を終えた後、今日の帰りに大甚で飯を食べて酒飲んで帰ろうと二週間前から皮膚科の先生と約束をしていたのですが、朝の時点で先生が咽頭炎を患い咳も出ているので「もしかしたら風邪をうつしてしまうかもしれません」との事で急遽そのイベントが中止となりました。

何度も「申し訳ない」と平謝りされたのですが、私は「何を仰る、お気に召されるな!」という感じで夕方まで十分時間があったので、昼のうちに次のプランをどうしようといろいろと考えていました。

結局、あれやこれやと頭の中でシミュレーションをしながらも先ずは地下鉄に乗ってしまって自分の家のある藤が丘の方へと移動を開始したのですが、結局のところマダマダ十分に開拓の終わっていない覚王山界隈を再び攻めてみるという考えが頭を過りまして、何時もの隠れ家飲み屋を目指して店に入ろうとしたところ「本日貸し切り」とのディスプレイ。

「うわー、バレンタイン・デイなんて碌なもんじゃないな~」と内心で苦笑いしながらちょっと表通りを戻って行こうとしたところ、なんだか気になるおばんざいの店というのがソコにあったのでジッと看板を眺めていたところ、割烹着を着た妙齢の女性が「食べていかれません?」と気軽に話しかけてきましたので、あ、お店のお姉さん?と思い「これも何かの縁でしょう」という事で姐さんについて二階に上がっていきました。

ところで、おばんざいとは何?と田舎者の私は聞いた事はあっても知らない単語を調べてみたところ、「おばんざいは、元々京都の家庭で作られるお惣菜のこと。 手近にある旬の野菜など、食材を無駄なく使い切るよう工夫された料理」と記されていました。飯食って一つ賢くなりました。w

店の中に入ると完全に普通の家庭料理を摂れるお店という感じで、実に気軽。直後に自分の仕事を終えて店にやってきた若い女の子が息を切らせながらその姐さんと会話を始めました。(後で実の娘さんと判明)

中で先ずは夕食を頼むと何ともイイ感じのザ・夕食が盆に載って出て来ました。腹が減っていたので、生チューをさっさと二杯空けながら食べ、目の前にあった突き出しの赤魚の煮つけを食べると幸福感一杯。

お店の女の子はどうやらLINEを操りながら、ママさんとじっくり相談しながらバレンタインに呼ぶべきお客さんにテキストを送り続けていました。その途中にも、会社帰りや出張中のオジサン連中が4‐5人程店になだれ込んできて酒を注文開始。横でハマチを食べ始めたので「クソ、腹が満杯じゃ無ければ食べるのに…」と思いつつ、熱燗の日本酒をおちょこでクイクイと空けていきました。

この女の子、本当によく躾けられた子で嫌味が無くお客さんとの会話の歯車の合わせ方も上手。いろいろなお客さん達とこの子の織り成す話術を聞くとは無しに聞きながら只々感心していました。内心で「鍛えられとる!^^」とすっかり驚いていたのですが、自分が若かったらこんな娘さんを嫁さんにしたら対外的な付き合いは楽だろうな~って考えてしまいました。

腹と心が満たされたところでお会計。これなら毎週来ても良いわいと思いつつ、また来週は行動パターンを変えようと思いながら地下鉄に揺られて帰り道につきました。



0 件のコメント: