2024年2月21日水曜日

車に関する個人的な未来予想を書き残しておこうという話

車の未来が本当に流動的な状態になっています。

ディーゼル・ゲートでヨーロッパが技術力の無さを露呈して白旗上げてEVへと雪崩を打ってその方向転換をしていきましたが、誰が何と言おうと単に技術力が追い付いていなかった連中がトヨタに勝つ為の残りの道筋がそれしかないという事でその吹き溜まりに流れ込んでいっただけだとしか私には見えませんでした。

中国はその数の暴力と政府の補助金ビジネスに物を言わせてEVをガンガン推進していますが、所詮その電機の元は燃やした石炭という喜劇の世界。馬鹿と阿呆はこのEVに賛辞を送っていますが、作ったバッテリーは燃えまくりの上にそのバッテリーをリサイクルする技術をしっかりと確立もしないままに世の中に送りだしたせいで、中国でのバッテリーの処理場は大変な地獄が広がっています。

その点、日本は作りっぱなしの中国などとはけた違いに深く効率的なリチウムイオンバッテリーの再生処理技術を確立していますので、今後は逆に廃棄バッテリーを世界から掻き集めてそれを再生までもっていくというリチウム・コバルト・ニッケル・マンガンの資源大国になる可能性もあると思っています。集積回路などでも同じ事が日本で起こったのと同じではないのでしょうか?

EVが完全にダメだと思いうもう一つの理由は事故した時の異様な修理費。デカい電池になると、一発の軽度の事故で電池総取り換えの200万とか400万円とかいう見積もり見た瞬間にEV車を捨ててしまいたくなるような高額請求が少なからず有り得るからです。実際にテスラなどではそういう例が散見されてますしね。

これからの移行期は確実にHV。ヨーロッパ勢は今のところ35年にHVも含む内燃機関を持つ車を全て売らせないと言っていますが、どうなる事やら。例えEVに全振りしたとしても、トヨタの全個体電池に特許料を大量に払い続けるような間抜けなヨーロッパ車が日本で高級車として走り回っているポンチ絵が出現するような気もします。毎度の事ですが、ヨーロッパ勢はゴールを動かしてきますから奴らの言ってる未来なんて私は1ミリも信じていません。宗派を替えた後は過去は無かったことにするのが連中の毎度のやり口ですから。w

その後には私の期待としては水素自動車(純粋の水素エンジン車とFCEV)なんですが、まだまだインフラ不足、そして現実世界で「大」活躍する為にはまだまだ改善・改良・発明しなければならない技術要素がまだまだ沢山ありそうです。それでも、トヨタの挑戦と毎年見せつけられる改良の進展具合を見ているとどちらの水素の世界がメインかはわかりませんが「水素は必ず来る!」というのが私の見立てというか希望。^^

水素エンジンであれば今のガソリン車の技術要素をそのまま転換できるような内燃機関ベースの技術の延長が使える上に、この要素を用いた雇用継続が確保されるというもの。出されるのは水蒸気だけと言う何とも良い話ではあります。FCEVも同様に水素が肝。問題はその水素をどこから持ってくるかですが、それも太陽電池を使ったシステムや新しい触媒技術の開発で数年単位で相当の改良が進んでいるようですし。要するに金と知恵が集まるところの技術は進むという事でしょう。

まあ、これに付帯した事項で以前にもここで書いた事ですけどまだまだまだまだ水素ステーションが少なすぎて遠出できません。orz

車が走り出せば…というとこでしょうが、鶏が先か卵が先かを解決させるには金儲け爆発状態のトヨタと政府が金を出していくしかないでしょう。トヨタは儲かっているんだからそこにも金をつぎ込まないとね!

モリゾーと佐藤社長以下がどう動くか。純粋EV全振りのホンダやボルボは自動車会社として会社を存続させる為には宗旨変えしかないと思いますよ。高性能全個体電池の登場はどこまでこのEV時代を支え、変えていくのでしょうか。

10年待たずに決着がついてるような気がしますが?

0 件のコメント: