何というか国から国への資金の移動に心が疲れます。
今回のアメリカの家の修理にあたって日本円からドルへの換金と送金を行うわけですが、この儀式自体は娘達が大学に行っていた時や家族達をアメリカに残して居た時などには毎月毎月送金しておりましたので、単純作業であることに変わりはありません。
しかし、この円安で送金した場合の換金レートは日本からアメリカの口座に送金する場合には大きく毀損されていて今はほぼ1ドルが150円前後!正直「勘弁してくれ」と言う感覚です。ずっと昔、固定相場制だった頃の1ドル360円とか言う太古の交換相場に比べれば未だマシですが、本当にこれが日米の貨幣の価値を正しく評価しているのかというのが正直なところ。
アメリカから帰ってきた長女が「めっちゃ安い!めっちゃ安い!」と言って喜んでいる分、私がアメリカへ送金する分に関しては逆の感覚でダメージを受けていると感じるのは当然です。orz
私はこの10年くらい、1ドルが100円+アルファ程度で交換するくらいが感覚的に一番マッチしていると感じていましたが、最近の交換レートは感覚的なものを超えて正直「行きすぎやろ」と思っています。まあ、為替レートというのはいろいろな類の魑魅魍魎が登場する投機筋のみならず、国家と国家の思惑が複雑に絡み合って揉み合って形成されていきますので、私の個人的な意見などというのは溶岩がゴンゴン流れる中に霧吹きで水をシューッと言う程度のものにもなりませんが・・・。
毎回毎回送金するのに一回で送れる送金額が100万以下で、一日に送れる総金額が200万円以下で、1ヶ月で送れる送金額の合計が500万に制限されているせいで、何度も分割してその度に余計な送金手数料を双方から取られる始末です。(UFJの話ですが。)
ネット銀行や三井住友、ソニー銀行のほうが「国際送金」と言う意味ではもう少し柔軟性がありそうなので、緊急の際にはこういう銀行を選んで使うほうが良いのかも知れませんね。
円安!大嫌いです。w
0 件のコメント:
コメントを投稿