2023年8月22日火曜日

80の婆ちゃんでさえ新聞を解約とかw

やっぱり時代だな~って感じましたね。

今日訪問診療に行ったお婆ちゃん、私にいきなり一言「今日は新聞屋にいい事してやったわ!」と元気そうに啖呵を切っていました。思わず「どうしたん、婆ちゃん?」と尋ねてみると「読売新聞のアンチャンが来たんやけど、半年分の契約するまで玄関先でブスーっとしとって、契約したらニッコニコしてありがとございました~って大声で言うんよ。あれじゃヤクザの押し売りと一緒だわ!」と言って鼻息荒く捲し立てました。

「それでいい事してやったって何やったん?」と私がそのおばあちゃんに聞いてみたところ、「販売店に電話してサッと解約してやったわ!」と一言。婆ちゃんにしては立派です。こういうところで押し切られてモゴモゴしてしまう人が多い中、キチンと解約するとかなかなかのもの。

テーブルの上には先程契約したばかりという六ヶ月分の印鑑が押された新聞の販売店のお買い上げ伝票みたいなのが置かれていましたので、確かに来たのは間違いないみたいです。

私が「婆ちゃん、新聞なんて読まんでも今の時代テレビとスマホで何でも見れるが。こんな昨日の情報しか載ってない紙に毎月何千円も払わんで良かったがね。」と言うと、「そうそう、いい気味だわ」と言って話を終わらせていました。

80過ぎのまさに新聞購読世代の中心ターゲットにこういう風に言い切られるようではやっぱり新聞の未来は全く真っ暗です。

誰かが今起きている世の中の出来事を真実に沿って伝えないといけないんでしょうが、右巻きであろうが左巻きであろうが、新聞の偏向報道の酷さに気づかない人間は今どき「残念」のカテゴリーに分類される人達でしょうから情報の波からは取り残されている最後の一群なんですかね。

私にとって何となく新聞というのは「アカが書き、ヤクザが売って、バカが読む」等と一時揶揄された世界がそのままなのかなという感じです。


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