NTTdocomoで紙の健康保険証をこの5月半ばを目処に本人確認には使えないようにする事にしたようです。
私は逆の意味で驚いておりまして、「未だにそんな紙切れをIDとして認めていたのか!」といった感じでした。そもそも個人的な考えではPhotoIDとなっていないものを本人確認に使うとか狂気の沙汰にしか映りません。
もし自分と年齢が比較的外れていなさそうな盗難保険証をゲットする詐欺師がいたら、直ちにそれを元に写真付きIDを作り始めてその写真つきIDを入り口にしてありとあらゆる偽造PhotoIDを作っていくのが筋だと思います。実際のところ以前読んだことのある読み物では、詐欺師の実際に語った架空人間作成の入り口は写真のついていない盗難保険証って書いてありましたし。
あ、そりゃそうだ!って志村けん風に言ってしまうのは誰でも一緒だと思います。
そもそもMy number cardの必要性の有無と個人同定の問題は全く別の話で、PhotoID作成の手続きの厳格化がもっともきついのは先ずMy number cardだという事でしょう。そもそも、脱税や詐欺をしようと企む人間がその銀行口座や写真、住所なんかを政府に教えたい訳ないですしね。
大体、今時のXXカードなんていうのはどんなものであろうと、電子的にサーバ上に登録されてますから情報は抜き放題。何をやろうと悪のハッカーにかかって大丈夫なものなんてほぼ無いはず。そのハッカーが巨大国家の政府機関なんて言うのもごく普通の話ですから。
まあ、何はともあれ詐欺師の飯のネタが5月からチョットだけ減るのは良いことだと感じた日でした。
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