2023年3月26日日曜日

ChatGPTもシンプルに間違う

「あ、そう言えば!」と言う感じで有ることを思い出して検索をしてみました。

最近、わたしはほとんどGoogle検索を使いません。何でかという理由は実に簡単で、Googleでの検索結果の頭に滅多矢鱈と商業ベースの直接知りたい答えとは直接関係ないリンクが表示される事。

検索の命はリンクが如何に質問者の意図を汲み取って正鵠を射た回答を返してくれるかというのが全てですから「要らん答」を山のように並べられた所で正直迷惑なだけです。昔のGoogleはこういうところが本当に少なくて、他の検索エンジンとはレベルの違う大量の答えを返してくれていたものですが、時が経つほどいろんな意味で劣化してきていたので離れたのでした。

そこで最近はYou.comやDuckDuckGoばかりを使っていました。You.comでも最近は話題のChatGPTを組み込んできていて、人工知能の力を検索に入れることで対話形式から質問者の意図した答えを引き出してくれるもので、エクセルの使い方を微細に尋ねていっても今まではリンクを返すだけでしたが、ChatGPTでは個別の質問に対してもっと個別化した細かい手順を返してくれます。

私自身はプログラムをする人ではないのでその便利さはわからないのですが、プログラマーの目から見ると質問に対していろいろな言語でプログラム・コードを返してくれるらしいのですが、そのレベルになるとはね…と言う感じです。

ではその答えはどれくらい正確かということで、風呂に入っている時に思い出した「自分が生まれて20,000日目は何時」なのかというのを尋ねてみました。

すると…「1965年7月27日から20000日後を迎えるのは1990年12月12日です」との明確な間違いが。orz(因みに正解は2020年4月29日)

あれこれ質問の形式を変えても同じ様に結構間違って返してきましたので、このレベルの質問でこの答えか~。まだまだ俄には信用して使えるレベルじゃないな、残念!感じた次第でした。こういうのを使って「もっともらしい回答」を沢山作ってくるのをネット上で沢山凡例としてみてみたのですが、必須ワードを取り入れた文章を作ってはいても、結局「衒学の輩」的な返事であったりする感じ。

結局のところはオリジナルの知識の源であるソースからのコピペの能力と文章合成能力がマッチした時には良い感じの回答を返すけれども、これらの文章が「意外性」や「異なった視点」を提供するのかということに関してまだまだこれからなのだと思います。

これを学校の宿題で使おうとする輩はいくらでも言うとは思うのですが、試験会場や面接の場面にChatGPTは居りませんので、実力は全くついておりません。ご注意を。


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