2023年3月21日火曜日

アニメでもこんなシナリオは「無いわ~」と却下でしょ?

いつものジンクスが効きました!

まずは朝起きて日本とメキシコの間で行われるWBCの試合を「勇気を出して」ソファに座って視始めたのですが、どうもいけません。どうみても最初に登場してきたメキシコの投手の素晴らしいピッチングに明らかに翻弄されています。

ここで何時ものジンクス発動。ビビりの私は「私が観ていてはチームに良くない」と、直ちに観戦を中止してバッとパジャマを脱ぎ捨てて直ちにシャワーを浴びました。その後は明後日観た感想を書こうと思っているある映画を観るために、伏見に向かってトコトコと歩いて駅へ行き地下鉄に飛び乗りました。その後は映画を観終えてこっそりネットをチェックすると…。

思わず、地下鉄入り口の階段の上で「をっしゃ~~~~~!」と小さく声を出してしまいました。

少なくとも家を出る時点で3点を取られていた日本が何とメキシコを下して6-5で勝利しているとニュースに書いてありました。村上のバットは湿り切っていたし、この試合もし負けるようなことでもあれば神の如き三冠王が負けの原因を作ったみたいに世間に叩かれてしまうんだろうか、等と余計な心配をしてしまうしょうもない私だったのですが。

結局、家に帰り着いたあとは直ちに全編を視聴できるアマゾン・プライムでの全視聴をしました。最初に私が知っていたのは3点とられた状況だったのですが、途中からはレッド・ソックスで働き始める吉田が片手送りの右翼ギリギリのホームランで3点取り返して同点に追いついてくれたのに、その後もメキシコに加点されて4-3、そして5-3という良くない状況。それでも日本は毎度毎度JAPANは大量の残塁状態でしたから、本当は一発が繋がれば何時でもどかっと点が入るような状況で残念に回を終え続けていましたので、どこかの回ではやってくれるのではと思っていたところでした。

それでも1点取り返して迎えた5-4の最終回に大谷の二塁打と鬼神の走塁、そして更に吉田のフォアボールから出塁する時に村上を指さして「お前だ!」というジェスチャー。ここで電撃のランナー・和製ボルトこと周東が一塁に代走で立ちました。

しかし、正直な所その時の私の気持ちは何故こんな時に湿りきったマッチ状態の村上なのか?という話。しかし、村上というのは良かれ悪しかれそういう時にそういう役割が巡ってくる運命の男なのでしょう。

この時にアマゾンで解説をされていた解説者の福留さんが「伝説になれ、村上」と思わず心の底に溜まって居たであろう言葉を吐き出した直後でした。村上がメキシコの絶対守護神ガイエゴスから劇的なサヨナラ二塁打!

村上はたった一本で伝説を創りました。鳥肌が立つとはこの事。それにしても突破口を切り開いた起爆剤はガチのクローザーである絶対守護神を安々と切り崩した大谷の一発からですから、やはりレジェンドはレジェンド。モノが違います。

明日のアメリカ戦。きっとサムライ達は勝って日本の野球がベースボールと対等であることを証明してくれることでしょう。(村上も復活傾向が本物であることを証明してくれ!頼む。)

それにしても負けたメキシコも紳士。試合後に監督のコメントがイケメン。惚れてまう。

"We have to tip our hats to the Japanese team," Team Mexico manager Benji Gil. said "Neither team deserved to lose, but someone had to win. Both teams had a great performance, great pitching from both sides, and at no point in time, neither team gave up or surrendered. 

そして、彼はWBCに向けて一言付け足してくれました。「勝ったのは野球だよ!」と。痺れますね。


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