先日から有るニュースの行方が気になって心の片隅に留め置いてました。
その話題というのは「党首公選要求」を行った或るジャーナリストの要求に対する日本共産党側の反応でした。私自身は絶対にこういう反応になるだろうし、そうなって欲しいとワクワクしながらその結果が出るのを待っていたのですが、やっぱりきちんと仕事をやってくれましたよ~。さすがは世界の「悪党」共産党様々!w
期待通りのリアクションで、このジャーナリストに対する「処分」というのが下されたのですが、その結論は「日本共産党からの除名」というものでした。
私自身は、感涙に咽びながら大笑いしていたのですが、共産党という組織の本質がこの処断一つに明確に顕れていて素晴らしいの一言です。一党独裁、と言う名目は常に世界各国の共産党に受け継がれる根本中の根本たる大義ですが、実のところその正体は出世勝負に勝ち残った人間による個人独裁。(北朝鮮の場合はソビエトが作った傀儡の遺残ですが。)
他の連中は皆「御追従」でトップになっている人間の鶴の一声で全てみんなが右向け右で動く世界。ロシアを見ても北朝鮮を見ても中国を見てもオレなら絶対にあんな国に生まれなくて良かった!と、それだけで嬉しいと言うレベルのお話です。
私自身はロシアも北朝鮮も東ドイツもユーゴスラビアもルーマニアもポーランドも全て共産主義国家であった時代に旅行したことがありますが、現地の人達の日常を見ていつも「悲惨やな~」と思うばかりでした。一度も羨ましいと思うことのない旅行というのも珍しいと思いますが、実際共産主義国家・社会主義国家を見て回って持ちうる感想は「THE END」というだけのもの。
共産主義国家で幸せなのはトップレベルの共産党員達だけで、他は誰も幸せではありません。共産党を信奉する西側に住む「幸せなアホの皆さん」には是非「素顔の共産主義国家」を観光していただければと思うばかりです。
今回の共産党発表でも「規約に反しているので調査する」>「規約と綱領からの逸脱は明らか」>「除名」とホップ・ステップ・ジャンプできっちり着地してくれました。さすが!w
そもそも直接投票で党首を選ばないのは「分派を生みかねない」のだからだそうな。あな恐ろしや。皆が一枚岩である理想の形態しか存在し得ない党なんてお前ん所以外は無いわ。ていうか、そもそも今回のように異論の存在を許さない思想組織とか当にファッショ。お前らがいつも糾弾するナチズムこそはお前らの影そのものよ。
今回の発表後、党首の志位は「妥当な対応だ。政治的な警告もしたが、反省をしないので除名以外無いという判断をした」んだそうな~。この組織終わってます。(前からオワコンですが。)
宮本、不破、志位…首は変われど中身は変わらずです。公安がマークするのは当然と言うか、キッチリ型に嵌めておいてもらわんと困ります。
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