明日から息子が独り立ちの第一歩を記します。
先日記述したようにショート・ステイを利用しての集団生活が始まります。夜になる前から嫁さんが忙しそうに息子の服を詰め込んだり、使うかも知れない種々の道具、更には万一粗相をしたりした時などの下着の着替えなどを余計に詰め込んでいたのだと思われます。
受け入れて下さる側の施設も我々の息子の情報を「言葉での説明」としては我々自身から聞いているものの、実際に一人で親から離れて夜の食事や風呂を経験したときにどう振る舞うのかが全く不明でしょうから、不安があるのではないかと思われます。そういった不安は親である我々も全く同じで、ショート・ステイ先の施設で「とんでもない事をしてくれるなよ!そして、安全に帰ってきてくれ。周りのみんなと仲良くやってくれ!」と心の底から祈っているのです。
言葉での説明や指示が理解できない我々の息子をどう導いていけば良いのかは、今現在通っている作業所の方々はよく解ってくださっており、ある面では我々の知らない息子の姿を知っていることもあるのではないかと考えています。
これからはショート・ステイ先の方々も我々の前では見せない息子の顔を見て下さることになる訳ですが、果たして上手く受け入れて下さるのかどうか。既に一日前から内心ドキドキです。先ずは事故が無いように、そして他の方達と仲良くやってくれるように!その2つが達成されれば我々親としてはもう万々歳です。
我々が老いて、そのうちどちらの親もいつの日にかはこの世から居なくなります。上と下の娘達に関しては正直な所もう大きな心配事はありませんし、既に今の時点で親が想像していた以上の人生を送ってくれています。
しかし息子はそうは行きません。今からゆっくりと我々親元から離陸した安定的な人生を送れるようにセットアップしてあげることが我々がしてあげられる大切な仕事だと考えています。
さてさて、結果が出るのは明後日ですが果たして施設の方の報告はどんなものとなるのでしょう。夜はちゃんと1人で就寝時間に寝るのでしょうか?
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