2023年1月24日火曜日

更に急激に老いてきた我が家の老犬

見ていて辛いものがあります。

去年の今頃はまだ私の足下にやって来ては食事中の私を見上げ、何かを自分のほうに分けてもらえるのではないかという「期待に満ち満ちた目つき」で私のほうに寄って来ていたのが夢か幻のように思える様な15歳3か月の老犬となってしまいました。ヨーキーの寿命は現代ではまさに平均14-16歳前後で我が家の老犬はその真ん中です。

今では目も見えず、あちこちに何度もぶつかり角膜を物に繰り返し当てすぎて両目ともに角膜潰瘍ができています。

部屋中に発泡スチロールのブロックで壁を作ってバンプしても眼が傷つかないようにプチプチ(気泡緩衝材)をその表面に張り付けていますが、既に角膜は傷ついているうえに水晶体は完全に真っ白で見えるべくもありません。

更に最近は数年前からたまに発生していた気管虚脱がどんどん酷くなってきておりまして、少し抱きかかえたりしただけで苦しそうな呼吸に変わったり、寝ていて急に起きたと思ったらやはり急に起き上がっては「はーっ、はーっ」と苦しそうな呼吸を繰り返しています。その発生は時間を問わずという感じで、その呼吸を聞くこちらが苦しくなるほどです。

またこういう呼吸を繰り返している状況ですから、恐らくは心不全も急激に進行しているのではないかと危惧しています。そうなると、相乗作用で悪化の度合いは加速されるものと思います。

更に平衡感覚もダメージを受けているようで、真っ直ぐ立ち上がっている筈なのですが、実際には立位の姿勢において体の垂直を保つことが出来ず体が右側のほうに傾きがちになっています。去勢をそれなりに早い時期にしているので癌などの発生率は大幅に低いとは思っているのですが。

幸いなことに出されたエサはまだまだ喜んで食べてくれますが、それが出来なくなった時は脱水防止のために注射などに移行するのか否か・・・まだ娘達は決めていないようです。


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