シンプルな問題のようですが、ソニーにとってはそうではないようです。
アメリカに住んでいた時にセットアップしたプレステ用のゲームのアカウント。もう随分昔の話です。このアカウントで遊んでいたころは自動的にアメリカの居住者向けのゲーム案内その他にセットされていました。では、国外に移動した時にはそのアカウントで遊ぼうとするとどうなるかと言うと…というのが今回起きたインシデント。
アップル・ストアなんかでも国を跨いでのセットアップなどでデフォルトが英語圏の場合にどうやってセットアップしなおして日本のストアをデフォルトにするには等と言うのが以前経験した話なのですが、それには簡単な回避策が案内されています。
ところがです。
一旦どこかの国でセットアップしたアカウントを別の国で遊ぶアカウントとしてsign in IDをセットアップしてしまうと、mail addressも新たに取得しないとregionを縛られてストアも固定されてしまうのです。まあ、ゲームを「国を超えてプレーする」という事が物凄く不可能なのです。勿論、VPNを使ってある特定の国にいるかのような振りをするのは簡単ですが、10年以上も前にPS3で遊んでいたころのアメリカで作ったアカウントのセッティングでそんなこと考えませんでしたから…。
その件に関して、説明してくれている海外再tの説明は以下の感じ。(イントロ部分だけですが)
- Turn on your PlayStation and select “New User”. Then click “Create a User”.
- Accept the License Agreement. You will be prompted to sign in to PSN — just scroll down past this message.
- Select “Create an Account”. Enter your date of birth when prompted.
- Choose your preferred PSN region. Make sure to choose the region that relates to the version of the PlayStation Store that you want to access, such as Japan or the US. Use Google Translate to navigate pages in a foreign language.
- Enter your email ID and create a password. You’ll need to use a new email that hasn’t been used on PSN before.
- Enter your location details. PSN will ask you to fill in the city, province, and postcode of your newly-chosen region. After that, click "Next".
上記は海外サイトの説明ではありますが、やはり同じメール・アドレスで、データを引き継いでの別リージョンでのプレイは出来ないのでした。orz
ソニーと言えば、柔軟な発想でいろいろなものを作ってきた企業だと「昔は」思っていましたが、大企業として行動しているとなんだか「机上の作戦に秀でた人たちが作った酷い軍事作戦」を実行させられた旧日本軍のように見えてまいりました。
故森田会長、このシステムを見て草葉の陰でどう思われているのでしょうか。伺ってみたいものです。
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