2023年1月1日日曜日

何も起きない「良い」正月

あけましておめでとうございます。

とは言っても、遠い西側ではこの「たった今」でも、空襲警報下でミサイルを打ち込まれて逃げ惑うウクライナ国民が居て、そのニュースを苦々しい気持ちでTelegramで見つめるロシア人も居る訳です。

ロシア人達は自分の国を変えようとしても、独裁者が支配する国では情報と保安を国家に統制され、反対意見を唱える人間達は皆、次々と交通事故死やホテルのテラスから転落死をしていくのですから恐ろしいものです。しかし、時間軸を巻き戻していくと結局のところそういう所にまで事態が至ったのは、何年にも亘ってプーチンを支持し続けた小さな賛成票の積み重ね。

事ここに至ってNOと言おうとしても、既に投票結果さえも政府が恣意的にコントロールできる所にまで来ているわけですから、他国の人間に責められようとも残念ながら言い訳無用の世界です。2023年はその責を自分で負っていただきたいものです。ロシア国民に罪はないとは言えません。戦争を起こして負けた国民は正義の主張を行ったところで最後には惨めな国内の混乱が待っているものです。太平洋戦争後の日本然り、ベトナム戦争後のアメリカ、アフガン後のソビエトも逃れることは出来ませんでした。

早くロシアのミサイルが尽きて、ウクライナの勝利で終わるのが多くの西側諸国民の平均的な希望でしょうが、結果はどうでるか。来年の今頃までに結論が出ていれば良いのですが。

何だか年初から暗い話になってしまいましたが、個人的には極めて平凡な年明けとなりました。お昼近くまで長めに寝て、ブランチを摂ったあとに息子と外出。千種の方にあるこのエリアではそれなりに有名な城山神社(末森城址)に行きました。

私と行った自閉症の息子は取り敢えず楽しそうでしたが、訳も分からず二礼二拍手一礼のマネをさせられて「?」と言う感じでした。それでも、始終笑顔でしたし、その後少し近所のアピタに食べ物も買いに行って新年の開始は息子にとって良いものだったと思います。

何にも深刻なことを考えなくて良い間はとりあえず幸せということでしょうが…来年も同じ事が続けば良いのですが。


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