世の中SDGs(Sustainable Development Goals)と言う言葉が流行っています。
特に2年ほど前からはこの言葉のもとに車の燃費改善やEVの普及、二酸化炭素削減につながるありとあらゆる行動が督励されることが目立った来ましたが、こんなの日本じゃ昔から「もったいない」の一言で片付けられるおばあちゃんの節約の言葉と同じじゃねえか?って前から思っています。
家庭内においてエネルギーやモノを消費しないで行く!というSDGsと言う意味では私自身は本当にいまのところの家族の中で一番の省エネ男だと思っています。ボトムラインは「本が読める生活」くらいしか欲望が無いということ。(この前応募した車も基本買うつもりがありませんし。w)
旅行に行ったとしても基本は贅沢とは縁が無い上に、そもそもが旅行に行きません。だから、あちこちに移動する事を毎週のようにしないと落ち着かない人を見ていると「狩猟民族だな~」と思うばかりで、己の農耕民族的な遺伝子を呪う気もありません。パーティーなどが大好きな人とかBBQばっかしてる人達って狩猟民族の御先祖様を持っているのかも知れないですね。
我が家で一番反SDGs的な人間は次女でしょうか。家の床暖房をよくつけるし、エアコンのスイッチもいつもON。やることなすこと全てがOld Americansです。エネルギーの使い方がBig Block Corvette並みで、「なるほどアメリカがたったあれだけの人口で世界のエネルギーの1/3を使う理由が解るわ」と思わせるような生活様式です。
私はいつも心のなかで舌打ちしながら次々変わるシャンプーやリンス、家族全員で共有されず私と息子とだけで使うボディー・ソープなどを見つめながら、一人で暮らしている瞬間は本当に殆どエネルギーも消費しなかったし、モノも買わなかったな~と家族が帰国する前の自分の低燃費生活を懐かしく思い出すのです。
結局所帯持ちは自分ではコントロールできない「配偶者と己の子孫」を持った時点で、いろいろなものを代わりに諦めないといけないのだなと改めて遠くを見つめるのでした。
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