2023年1月10日火曜日

宗教はアヘンであるってマルクスの言葉ですが…

やっぱり少なくともこの言葉に関しては彼は正しかったのかもしれません。

安倍元首相を暗殺した山上容疑者は紛うこと無き「統一教会の犠牲者二世」でした。人殺しと言う、しかもテロというトンデモナイ行為をやらかしたのは全く許されない犯罪ではありますが、己の人生を滅茶苦茶にした組織にお墨付きを与えていた遠因であると彼に思われたシンボルとして、自暴自棄になった山上に殺されたというのが今回の全景を描写するショート・ストーリーだと私自身は考えています。

今回、その山上容疑者を地獄に落とした母親の話がいろいろなソースから伝わってきましたが、本当に宗教に嵌った母親の行動は狂人そのものですね。あんな、360度どっから見てもインチキ教祖としか思えない発言を繰り返すこの韓国のおっちゃんとおばちゃんという人間をそもそも「信じる」ということ自体が脳内の回路がいかれてる何よりの証拠。

親族の弁護士が必死になって、この狂った母親が家を売り払い、親族に借金しまくって教団に献金したとされる1億ほどの金のうち、5000万円を取り戻したのだそうですが、この基地外母親は教団へとそれを再度献金したという驚愕の話。orz

しかも、今回の件を受けても山上の母親は「教団に迷惑をかけて申し訳ない」とか、本当に迷妄としか表現できないような言葉を吐いているとも言われています。もうここまで来ると御同慶の至りと申しますか、彼女の頭の中のお花畑に謹んでお水を撒いて育ててあげたいほどです。悪いものと分からず自分を気持ち良くさせるものに近づくという意味ではまさに宗教はアヘン。

関西弁で「どないなっとんね~ん?」と尋ねたい所ですが、この山上の母親の教団との因縁はまさに宗教で云うところの「輪廻」のように因業が巡り巡って安倍さんへの凶弾を産み出したとしか思えません。

政治家だろうと何だろうと票や金欲しさに新興宗教に近づくものはこれからも絶えないでしょうが、その安易な御利益の先には信じられない数と深さをもつ悲劇の渦が地獄の竜巻のように家族や信者達に絡みつき、生き血を吸い上げている事実を忘れてはいけません。それを承知の上で宗教に近づく者達は悪魔と契約を結んだも同然。人生の最後には悲劇を迎える可能性を受け容れ切るのでしょうか?

危ないものには決して近づかない。シンプルな教訓です。映画のように危機一髪でどこかからスーパー・ヒーローが登場して助けてくれるなんて事は決して起きないのです。


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