病棟で看護師さんと話している時に腰を抜かす様なことが最近ありました。
その看護師さんはとても小柄な女性で、小学校低学年の子供さんを筆頭に小さな子供さん3人のお母さんなんですが、ナース・ステーションで問わず語りに話をしている時に御主人との馴れ初めの事に話が及びました。
最初は何だかわけがわからないくらいモジモジされていて、私自身は「?」とは思いつつもじっと何も喋らなかったんですが「実は~」と話し始めた内容はいつものごく真面目な印象で四角四面な感じのAさんとは大違いの内容で、聞いている私が「え~~っ、本当に~~~~~~!」と思わず声を出してしまいました。
それによると、彼女は実は大のパチスロ好きで、ある日いつものようにパチスロをやり込んでいると、たまたま横に座った男性が彼女にその実機での勝ち方を指南し始めたそうで、それを機に彼と親しくなった彼女はなんと南は沖縄から北は北海道まで旅を兼ねてスロットでの稼ぎ旅を始めたそうなんです。移動は飛行機、タクシーがメインで、古い「抜けるマシン」がXXに有るという情報を得ると何の躊躇いもなくそこへ飛んでいっては毎回凱旋していたそうです。
勿論、その当時の彼が今の御主人で、当時はスロットのプロとして機種の解析情報を何十万も払ってゲットしていたし、いつも真面目に研究していたそうですから、それに見合った収穫を得ていたということなんでしょう。今でも家には往時の中古実機が10台以上置いてあるそうで、ガチのスロット・マニアのようです。しかも、動体視力も良いようで「当たり前のように」リールの目が見えるんだそうです。^^
日頃の真面目で良妻賢母風に見えた彼女が「実は」そっち方面ではプロとしてカネを稼いでいたのかと思うと人は見かけによらんな~という陳腐ではあれども堅い真実を垣間見たような気がしました。
まだまだ私の知っている世界は狭いようです。
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