2022年4月17日日曜日

Pittsburghの銃撃事件

朝、嫁さんの一言で一瞬嫌な予感が過(よぎ)りました。

ピッツバーグで200人ほどの若者達がイースターを祝うパーティーを開いていたところでどこかの大馬鹿が少なくとも50発以上のシューティングを行ったという「またか」という事件。もしかしたら、ではなくともこんなパーティーに若い次女が参加している可能性は幾らでもあるわけで、長女がDCに住んでいた時も、NYにいた時も拳銃によるその手のshooting spreeの発生を恐れていました。

アメリカのニュース・ソースを読んでみると、夜の12:30過ぎに18歳以下の2人の若者が亡くなり、怪我人も少なくとも8人が銃により怪我、更には5人が逃げるときのアクションで怪我をしたという話。やりきれません。

アメリカに住むというのはいろいろな意味で大変素敵なものですが、時折とは言わず頻繁に発生するこのような銃の乱射。そしてそれとは別に報道さえされない「無数の」銃を使った犯罪の数を知る度に「銃の規制」というものがなぜ達成されないのかと言うことをいつでもアメリカでは話題になりますが「本当に誰もどうやって良いかわからない」というのがアメリカの現実です。

悲しい話ですが、この一週間だけでアメリカで起きたmass shootingはこれで四件目。他の3件はサウスカロライナのショッピング・モールやど田舎、そしてNYの地下鉄。
何と2019年と比較してもこういった銃を使ったviolent crimeは4割も増加しているという恐ろしい話です。

原因としてはパンデミック、警察の自信喪失、銃の売上の激増など幾つもの要因が挙げられているそうですが、そもそも21世紀のこの世の中でなぜ民主主義国家を名乗る文明国が殺傷能力の異様に高いマシンガンやその他の銃火器を大量にかつ容易に保持できるのかという根本的な疑問は常に「NRAの力」でかき消されていきます。

今回の犠牲者の方々のご冥福を祈るとともに少しでも銃火器の保持規制に拍車が掛かることを願っています。


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