2022年4月14日木曜日

オジサンにとっては「驚愕」の女子中学生

久しぶりに髪を切りに行きました。

前回は極短髪にしていましたので、2ヶ月振りくらいの1200円カットに行ってきたのですが、前日は仕事を定刻に終わって行った所どうしても間に合わない時間になってしまいアウトでした。というのも、コロナになってからそのhair cutteryが閉店時間を1時間早めて閉店するようになって以来、普通の日に髪を切ろうとすると「今日もギリギリ間に合いませんでした」という言う門前払い的な扱いになるのです。

そこで、今日は担当の各病棟に「今日は15分くらい早めに病院出るよ~」と宣伝してまわり、急な連絡が出る前にできる限り早回しで全てに対応することにしました。

全てが終わってお店に行くと私の前には3人待ち。ちょうど良い塩梅でしたので、静かに座って待っていました。1200円のヘア・カットの店だからといって女性も結構たくさん来るのです。その中には子供も若い女の子も。

今日は偶々私の一つ前の女の子は明らかな女子中学生。ほんの10年前までの娘達です。こんな女の子が1200円の床屋さんでどんなふうに注文を出すのだろうと軽く興味を抱いたのですが、オジサンは次の瞬間には驚きで思わず仰け反りそうになりました。

女の子はシートに座るや否や「えっと~、今春休みが終わってから髪を伸ばし始めてて~、少し印象を変えたいと思ってるんです。この前こっちを切ってみたら少し合わないな~って感じたんで~、ここら辺りはあんあまり切らないでもらって~、ココの長さはもう少し切ってココ位までにしてもらって~・・・」と言う様な説明が一分ほどまさに立板に水と言う感じで彼女の口から流れ出してきたのでした。

ほとんどstory tellingの世界にしか思えなかったんですが、彼女の話を聞いた店員さんが再び彼女に質問を行いそのイメージを摺り合わせて細部を詰めていく会話が聞こえてきました。その打ち合わせおよそ3分程度。聞いている店員さんも真剣そのもので、我慢強く女の子の「ものがたり」に付き合っていました。

私は自分のいつもの注文との余りの差に「・・・」と言う感じ。オジサン思わず苦笑いですよ。

私の場合座って店の人に「どうされます?」と尋ねられたら「いつもの感じでお願いします」と言って終わり。w 極稀に「短めに~」とか言う程度の発言が私の注文の全てです。

家に帰って嫁さんに自分が見てきたことをちょっとビックリしたと言って話したところ「そんなのはあったりまえ!中学生くらいの年頃の女の子が髪の毛のことを気にしていろいろ注文つけるのはほんとに普通やし。高校生の頃はヘア・カタログって雑誌から気に入った髪型の写真を持っていってこんな感じで~ってよく見せてたよ。大体間違いなく希望の髪型にはならんけどね。w」と返してくれました。更に、最近は参考写真も全てInstagramの写真を持って行くんだそうですが。

それにしても、女性の「髪」にかける思いの濃さに圧倒された今日のプチ体験でした。


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