2021年12月30日木曜日

あと二日しか無い年末なのに・・・

今年も飛ぶように日々が過ぎていきました。

こうやって良い感じで歳を取り、また息子や娘達の成長ぶりを見ていくことになるのでしょうが、彼らが健康であってくれさえすればホントに何も要らないですね。それにしても、その年の節目節目くらいは家でゆっくりして家族とともに蕎麦でもすすりたいものです。

そういう私は只今、連直の真っ最中。30日と31日は当直の代理が見つからず病院で患者さんや看護師さん達と年越しです。まあ、誰かが病院で患者さん達を守らなければならないのですから、その誰かが自分になる事もある訳ですが。

やはり病院は高齢者の方が多いので、転倒による怪我が多いですね。総合病院ではない当院では、年末年始は当番日以外は検査室やレントゲン室の稼働が限定的ですので、インシデントが発生した時に三次救急(当院の場合は大学病院がメインですが)に診察と処置の依頼をかけることが多くなります。

しかし、一般的には大学病院の三次救急だからと言って全ての科のドクターが揃っているわけでは「全く」なくて、内情は実際には「!」というような科の担当医師がまずは診察して次の科のドクターに繋ぐ等ということが普通にあるわけです。要するに、救急を病院の名物にしているような一部の大病院を除いては高度な処置を要する緊急の疾病に対してはなかなか対応できないものなのです。内科医がいる病院で骨折の対応もできないし、消化器外科医が居る病院で心筋梗塞の対応も難しいのは当たり前。眼球裂傷には施設が揃った病院に手練れの眼科医が居るところでなければなりませんし、現実は難しいものです。

名古屋で言えば日赤や藤田なんかがそういうところに当たると言って良いのではないでしょうか。それでも、それぞれに得意な分野や著名な先生がおられる事で、他の病院であっても「XXの治療なら恐らくXXがベスト」なんていうのは無数にあるわけですが。

まあ、ここまで来たらこれ以上ブー垂れずに頑張ってやっていきます!w


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