2021年12月3日金曜日

三度目のワクチン接種

三度目の新型コロナワクチン接種の日付が決まりました。来年の1月半ばですね。

当院で最初にワクチンを打ったグループがそろそろ2回目を終了して8ヶ月ですので、おそらくは多くの高年齢層を中心に抗体価が低下気味なのではないかと思われます。そろそろ高齢者のブレーク・スルーが発生してきてもおかしくない時期でもありますし。

基本的には日本中の多くの病院や自治体できちんとした管理の元、計画的なワクチン接種を行おうという機運が最初からあり、多くの医療関係者が多大の努力を払ってかなりの速度と効率で多くの希望者に2回のワクチン接種を行うことができました。その結果、ワクチンを打たなかった人も含めて多くの人口層と地域で新型コロナワクチンの拡大と地域医療の崩壊をすんでのところで防ぐことが出来た訳です。

現場で地域医療に携わっている我々医療従事者の皮膚感覚からして、今回の感染拡大は「Barely escaped」と言う感じ。変異株の種類や日本人の比較的言われたとおりにルールを守ると言う習慣等の幾つかの(幾つもの?)運にも助けられて諸外国との差異を形成することが出来たのではないかと感じています。

これからどうなるのかに関してははっきりとは誰も予想できませんし、恐らくは新たな変異株とワクチンの有効性を発生の都度、念入りに検定しながら緊張感を持って世界中でモニタリングすることになると思いますが、現時点で入ってきている情報では本当にまだまだ粗い予想しか出来ません。

我々としては「感染力は強いけれども病原性は大したことがない」という変異株が登場して、それに対する自然免疫の成立というのが理想なんだろうと考えるのですが、そううまくいかないときにはやはり現在打っているワクチンによる免疫のブーストが新規ミューテーションによって回避されないアミノ酸シークエンスに収まるものであって欲しいなと考えてしまいます。

さて、我々の病院。今回厚労省の覚え目出度くきちんとワクチンに無駄を出さずにカッチリと大量に仕事をしてくれるということで、今回のワクチン接種におけるサテライト病院から基幹病院へと変更が指示されました。実際の所、基本的にはこれは当病院のたった一人の優秀な秘書さんの必死の努力の賜物だということを私は了解しております。ものすごい苦労をして、隙間埋めを行い。突然の接種希望の変更などに対応し、ワクチンの摂取破棄を本当に極最小限に抑え込みましたから。

これからの接種は更に忙しくなるばっかりなのですが、良いのか悪いのか。経営層の皆様には良いことなんでしょうけれども・・・。我々は正直キツイです。orz

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