ひと月ほど前からメールで呼びかけのあったリッチモンド時代の研究者仲間とZOOM上で飲み会をしました。
私自身はいままでZOOMをオフィシャルなミーティング以外では使ったことがなくて、世間で流行りらしいオンライン飲み会というのは初経験。新型コロナの流行っているこんなヘンテコリンな時期だからこそ開催されるようなものです。
本来であれば、この仲間達とは横浜や名古屋で実際に顔を合わせて普通に酒を飲み、美味いものを食べるというパターンでしか会っておりませんし、この一年ほど前までのLINE等での話し合いでは新潟とかその他の酒や食い物が美味いエリアに誘い合わせて出掛けて行って飲み尽くす、食い尽くすという「泊りがけ」での再会を約束していましたので、久方に再会できるとは言えちょっとだけダウン・グレード。
とは言え、約束の時間の9時が近づくと次第にソワソワしてきました。何しろ久し振りの全員一斉再会ですからね。実は後でメールを読み直して気づいたのですが、本当のミーティングは8時に変更されていたので、私は30分ほどの遅刻で画面に登場し、2年間寝かせておいた獺祭の封を切ったのでした。
その時点で画面には三人でしたが、千葉の先生もその直後に画面に登場されて名古屋、新潟、横浜の人間が一同に会しました。思わず全員がニコニコと自然に笑みが漏れる状態で乾杯。(新潟と横浜の先生は既に飲み始めて居りました。)
アメリカに居た頃は生まれてもいなかった娘さんや、アメリカからの帰国直前にはまだ赤ん坊だった男の子がもう大変に利発そうな顔の男の子に成長しているのを画面越しに見て何十にも驚かされました。直ぐに互いの近況報告・研究の様子、日常臨床での日々の努力などが伝わってきて私自身も彼等に「恥ずかしくない」日常を過ごさねばと改めて感じさせられた三時間でした。
無論、学問的な話だけではなくて所謂boy's talkも若干混じりましたが、全体をとして意外と堅い話の連続で、四人だけで腹を割って話して「誰にも漏れない」という互いの信頼関係の中でいろいろと次のステップの話などをしました。
最後の瞬間には最初に書いたような「ポスト・コロナ」に行われる温泉での再開を約して散会となりました。
獺祭はほぼ一本無くなりました。
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