2021年3月16日火曜日

名古屋のワクチン・ショットは少しずれ込むか

現時点で私達の病院に入ってきている最新の情報では、新型コロナウイルスに対するワクチンショットは4月にずれ込むことが確実となりました。

多分、4月の13日だろうとのお達しが有ったとの話を医療連携室から伺いましたが、以前もそんな感じで話を聞いては後ろへ後ろへとずれ込んでいますので、こればかりはあまり信用できません。

それともう少し追加的に明らかになったことは、我々の病院は周辺の医療機関に勤める医療従事者に対するショットも3桁に人数でアシストする必要が有るということでした。それ自身はもとからある程度囁かれていたことなので、「ああそうなんですか」と言うくらいのこと。

そもそも院内の職員と患者を併せて1500人前後のショットの責任を負っておりますので、積極的にショット数を増加させることで少しでも院内外の感染リスクを減らしていくという医療社会事業的責任を果たす必要がありますから、こういう要請は責任の一環ということでやれるだけのことはやろうと思います。

しかしながら残念なのは日本のショット数。下のグラフは最多のイスラエルからズラズラとメジャーなショット済み国家をアクティブにグラフ化された状態で示していますが、本日までの状態でのイスラエルの突出したショット数が羨ましい限りです。アストラゼネカで凝固系に関するある程度の問題が起きているような報告が聞こえてきますが、ファイザーは今の所もっとも問題の無さそう、かつ最も効果の高いと判定されているワクチンですので、最初のショット群に入っている我々はやはり「今の所」幸運なのでしょう。
人口の遥かに少ないイスラエルと比べるのはそもそも間違いですが、一体全体何時になったら我々日本は(少なくとも1回目のショットを終える人が)10%を超えるのでしょうか…。

今年の末のパーセンテージが気になるところです。

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