小さな頃から毎年この日は何となく憂鬱でした。
もちろん、小さな頃からそういうっものとは縁のない、その他大勢の男子の一人として学校に行くと意味なく「ちょっとだけ」緊張。小学校の頃は何故か朝から教室の前と後ろに男子と女子が別れているという意味不明の状況。
中学の頃などは流石にそういうのは無かったのですが、定番として靴箱の中に手紙とともにチョコの入っているモテ御仁も居りました。中学の頃なんかは実に残酷なくらいモテと非モテは分画されていて、学年の中のモテ男数人が全学年女子のモテ具合を全て寡占する状態という現実をみることが「世の中の現実を知る鳥羽口」だったのではないかと今でも思うくらいです。w
さて、今年も各病棟から義理チョコ集合。ただし、一人向けですから高級そうなチョコであっても実に一つ一つは小ぶりです。それでも家に持って帰るとそれなりに減っていきます。
問題は毎度毎度「お返しは何にするか」という事ですね。もし高級品でお返しをするとなると看護師さんの数を満たすだけの高級品返しをする事になって財布がペチャンコになってしまいますのでこれは却下。そもそもお義理で頂くのですからこちらもブラック・サンダーの巨大袋で返すというのが本筋なのかもしれませんが、毎年それなりのお菓子の巨大詰め合わせみたいな感じで返すことにしています。
結局、看護師さん達のお口を甘いもので満たせばそれで充分みたいな「質より量」方式でお返しをしてお茶を濁しています。結局、このお返しを病院に持っていくのが毎年面倒なんですね。しかも年配の看護師さんの中には「こんな良いの送ったから期待しとこ~」とか笑いながら言う人もおります。が、こういうのもガン無視です。w
私の場合、この手のことには一切金をかけないのが基本線ですが、心のこもったものには心のこもったもので返すだけの話。義理だけのものには義理で。義理を欠くことはしませんが、この形式だけは今後もずっと守っていくことに致します。
そう言えばアメリカにいた頃はバレンタイン・デイは男から女に愛を告白する日でしたね。アメリカも遠くになりました。
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