2020年9月27日日曜日

半沢直樹・熱かった!

7年前に観た第一部の半沢直樹。

最終話の結末で正しく反撃に成功したと思われた半沢直樹が、頭取から「まさかの証券出向」を命じられるという意外な結末で次に続く第二話への期待に胸を膨らませてはや7年。あまりに大きい期待を持って次回作を待っているうちにその熱も何処かに消えようとしていたところへ実質的な続編登場。

ビデオリサーチによると最終話は30%超えとのこと。令和の今時に30を超えていく番組なんて紅白歌合戦とか「日本VSどこか」のサッカーやラグビーなんかの国際試合くらいでしょうかね?

今回の登場人物には歌舞伎役者の皆さんが次から次に異様な密度で飛び出してきたのには驚きましたが、これも何らかの力が制作サイドに働いたのでしょうか?知りませんが・・・。とりあえず皆、熱い顔芸と濃い演技で大変楽しませてくれましたので、結果オーライです。v(^^)

実は今回の第二シリーズ、私自身は自分の天の邪鬼の性格のせいでワザと真面目に見ておりませんでした。(人気があればあるほど何故かそれから距離を取りたくなる性格)途中の話を一話分くらいいい加減に観てどんな感じの進み具合かをいい加減に把握しておりました。TVerを使ってまとめて見直そうと思いつつ実際に見直しを開始したのはナント当日。何話もあるのにそれをしっかり見直すなんて例え日曜でも無理で~す。前日かなりきつい当直でしたし。

というわけで、飛ばし飛ばしで数話分をチョロ観して内容を把握し、最終話を一気に観ました。結局の所、この話の肝は弱者による反撃。池井戸先生の話の多くに出てくるモチーフですが、きちんとそれほどの無理なく話の絡みが出来上がっているので「おいおい勘弁してくれよ!」という感じの流れはそれほど見受けられないと思いました。無論、ドラマとしてですが。

私利を肥やし続けた挙げ句、全国民の前で生中継で葬り去られるクソ政治家やパワハラと違法行為を繰り返して最後は弁護士としての仕事を失くすクソLawyer。そして最後は・・・とんでもない輩と思われていた頭取が実は先の先まで見通した遠大な版図を最後に完結させるあたりは「ホンマにこんなレベルのバンカーは日本にはおらんやろ~」と思わせるほどの戦略家。話としては感動しますよね。

あと非常に良かったのは上戸彩演ずる前向きな半沢花さん。こういう台詞を吐かれて嬉しくない男は居ないですよね。実にこんな女性を嫁さんにしたいものです。

しかし、今回の話の最後の流れからすると当然のように10年以内に第3話はありますよね???


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