2020年9月21日月曜日

連休後にコロナの揺り戻しは無いか

先日、仕事で土曜の名古屋の街を車で走っていたら運転手さんがポツリと言いました。「先週と比べて大幅に車が混んでますね」と。

実際に先週末その運転手さんが車でドクターと一緒に移動していた時には全く混むこと無くスイスイと次の地点、次の地点と移動できたらしいのですが、今日は違うと言って上のような発言をしていました。

実際、今朝の時点で家を出る時に横で流れていたニュースをチラ見した感じでは近郊のエリアを中心に・・・とは言え、今までの自粛期間とは異なるレベルの大量の家族連れや若い人たちが道の駅や観光地に繰り出していましたし、球場などでも今までの期間とは全く異なるレベルの観客の入れ方を始めましたので、内心では「間違いなく」揺り戻しが起きるだろうなと感じてしまいました。

今の所、愛知県の新規感染者数は良い感じでsuppressされる傾向を見せてはいるのですが、何にしろLONG TAILという状態になっています。これはしたの感染者数の推移を見ていただくとスグに理解できるのですが、立ち上がりが急激な今回の第二波が前回の小さな山であった第一波の時のようにスーッとVanishする感じではなく、何時までも何時までもその収束の収まりが悪い状況での「くすぶり型」の感染者数を維持していることです。

こういったパターンの出現は以前北大の教授だった先生(確か今もう京大に移っちゃいましたよね?)が第一波の頃から随分しつこく言っていたパターンそのもので、「緩い統制」が長引けば長引くほどこのテールの収まりは悪く、一度再発火するするかもしれない状態を保っているというのは種火と一緒です。

一旦はギチっと収束させた愛知・名古屋ではありますが、何にせよ東京という決して収束することのない種火の大本がありますので、人が「移動する」という宿命を持つ限りはなかなか収まるものではありません。

そういう観点からすると、GoToのキャンペーンをしつつブレーキも踏まなくてはならないジレンマのもとでの生活では、何時まで経っても経済も生活も中途半端のままですわな。共産主義国家のように人を無理やり抑え込んでしまうわけにもいきませんし、難しいところです。

何れにしても東京オリンピックは無理でしょう。残念ですが。そもそも、先進国の選手達が免疫つけて日本に来たところで、周りの経済界が期待するような全世界からの観光客招致なんて出来るわけ有りませんから。それをしたら、日本は感染に関してはカオスになることほぼ間違いなしでしょうし。

私なんぞのクソ予想が外れてくれる方がなんぼか良いんですが。


0 件のコメント: