2020年9月20日日曜日

ホテル・ナゴヤキャッスルもあと10日

再び御招待をうけてホテル・ナゴヤキャッスルの柳城へと行って参りました。

高級な料理をほぼ食べることのない我が家のメンバーにとって、この名古屋の中でVIPを招待するという意味で最も気合の入ったホテルでの夜食は何時も大変に嬉しいものです。しかも、ここで食べるということは、今日本に居る家族の四人に対しての御招待ですので、税込みで10万近くいくというもので、毎度の御招待を畏れ多くて断るのですが、先方は「もう予約しちゃったから」と言って話は決まってしまっています。

何時も思うのですが、お世話になっている他の方々をこういう形で招待するだけのお返しができる余力が老後に欲しいものです。食べるもの、形にならないけれど思い出になるものにお金を使う余裕というのはナカナカ・・・。日本人に多いのはどうしても働いている途上での投資という形のお金。私がアメリカに居た時の大学の薄給が投資運用会社によって既に10年ほど運用されていますが、ごく少額の投資だったにもかかわらず今では大きく育っています。

さて、料理のほうですが相変わらず大変に美味しくて材料も贅沢ならば仕上げも素晴らしい。本当に気持ちよくなる時間を頂いたというのはこういうことをいうのだと思いました。

この料理があと10日で4年間ほど名古屋の中から消えてしまうのかと思うと寂しいですね。料理を堪能したあとマネージャの方と話したのですが、これからまず一年ほどかけて更地に戻し、その後一年半ほどかけてしっかりと基礎を作っていくのだそうです。ここが一番時間とお金がかかるような感じなんだそうです。それが出来てしまえば一年ほどで上モノが完成するのだそうです。

今のホテル・ナゴヤキャッスルも大変美しい姿をしたホテルで、壊す必要があるのかと言うほど麗しい直線基調の姿なんですが、残念ながら最新の耐震基準には達しないのだそうです。

2024年に再度リニューアル・オープンした時に再び柳城がここに戻ってくる事を強く願っております。ホテル・ナゴヤキャッスルも実際には9月30日ギリギリまでがんばります。もう少しの間だけはあの美しい眺めを得ることの出来る上階のレストランや美味しい地下一階のレストラン群で美味しいものが食べられます。可能な方は・・・と言いたいところですが、かなり予約はタイトでほぼ最後まで行く枠は無いとのことでした。

キャッスルよ、また会う日まで!



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