2020年9月15日火曜日

本当の田舎から来た人の田舎感

バイト先の病院の看護師さんが凄い田舎の出身だと判明しました。

岡山の山奥の出身だということが移動する車の中で判明したのですが、話を聞く限りではどちらかと云うと「ド」田舎自慢のその「ド」の振り切れ具合を種々の例を上げて話してくれたのです。

岡山が田舎っていうイメージは私自身には全く無かったのですが、その話に出てくる片道通行の話や街灯自体がない話、コンビニなんて何処にもないというのは当たり前で、田舎に来た未知の人物達に対する田舎の人達の警戒感の高さなどに関して滔々と話が出てきました。

ところが、そのあと到着した別の施設に居た女性看護師さんがこれまた岐阜は郡上の更に山の奥の「ド」田舎から来たという話をし始めて、二人で田舎自慢開始。w 二人の話に強く共通していたのは、「田舎暮らし」に憧れてくる人達の気が知れんというものでした。

田舎で育って田舎でずっと暮らしてきた彼女達自身が最も嫌だと思うのは田舎で何かをした時に周囲の人達に自分たちが何をしたかが全て筒抜けになってしまうという事なんだそうです。特に今の時期とかは田舎には「絶対」に帰れないということで、万一名古屋から一時帰宅したことがバレようものなら近所から陰口叩かれまくるのが判りきっている為なんだそうです。

しかしながら、彼女は岡山へ帰りたい気持ち耐え難く岡山まで夜中に帰って車を納屋の中に隠してひっそりと家の中で数日生活、その後夜中にまたこっそり家を出て納屋の中から車を引き出して名古屋まで帰宅したそうです。

何と言うか凄い話ですが、田舎の人と結婚すると言うことはこういった環境の中に戻ってくるとう事を覚悟しなければならないということなんでしょうが、若いうちはそういった「結婚後の現実」が頭の中を過(よぎ)るなんてことは無いんでしょうね~。それこそが若さの良いところですが。

私自身も元はと言えば宮崎という「陸の孤島」出身の人間ですが、山間部ではなかったことも有り、周りの人はお互い関係ないいわゆるリースマンの「孤独な群衆」の走りみたいな世界でしたので、二人の話ほどの凄まじさはちょっと経験がないのでした。

しかし、こういった相互監視系の田舎っていうのはこれから人口減少で集落自体が消えるという事実とは別に慣習としても消えていくんでしょうかね?


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