今日は少し緊張を強いられました。
外のバイトに出ている時に運転手さんと看護師さんと私である施設へ病院の車で移動していた時でした。何やら後ろのほうから救急車のけたたましいサイレンが近づいてきました。あまりにもストレートに施設に到着直前の我々の車の後方に真っ直ぐ近づいてきますので「もしかして?」と思って、運転手さんに「ちょっと施設を通り過ぎた先の方に停まってもらえませんか?」とリクエストして待つこと数秒。
思いっきり施設の前で救急車が停まり、オレンジの服に身を包んだ四人の救急隊員が慌ただしく降りてきました。頭の中で私自身の赤色灯が点滅し、もう一度「もしかして??」という嫌な予感が頭の中を過(よぎ)りました。
もしかしてコロナによる感染者が発生したのだろうかという予想のもとに私だけが車を降りることにして、入り口で様子をうかがうと慌ただしく施設の職員が動き回っています。遠目に見ながら施設職員さんの1人に声をかけて「何がありました?」と伺うと、中に住んでいるお爺さんが39度台の熱発で寝込んでしまったというものでした。
職員さん達は遠巻きにしながら救急隊員にお爺さんの担送を任せていましたが、もしかするとお爺さんがコロナ陽性の可能性も否定できません。そこで本院の方に急遽電話を入れてこのような場合の対処法を求めたのですが、責任者たる院長先生達は皆出払って連絡ができません。仕方ないので独自の判断で中で私が担当している一人の患者さんの容態を遠く離れた距離から伺い、問題のないことを確認した上で処方箋をPCでその場で発行して終診としました。
明日までにはPCR、抗原検査、画像等のスクリーニング結果が出ているはずですので、私の心配が杞憂であることを証明していただければ幸いです。
それにしても・・・名古屋はもうかなりのリスキーなエリアです。身近なところで多くの当院職員さん達の友人や知り合いのレベルで、コロナ陽性の人達の話が出てきています。そろそろ直近の人間に陽性者が出るのも秒読みに入ってきたような嫌な予感がします。
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