2020年8月21日金曜日

Appleに対するsympathyは最近ゼロ・・・

最近Appleの出してくるサービスや製品に対する共感や興味が全く無くなってきました。

Appleが一時「潰れる、潰れる」と世間一般から言われていた時には実際のところかなりインサイダー的な情報の漏れを掻き集めていましたので、世間一般のアップルをずっと追っていない人間による記事がアップルの終わりを声高に叫ぼうとも「それはない!」と堅く信じていましたので実際に底値に近い時に無い金絞ってアップルの株をちょっとずつ掻き集めて随分と上がった頃にまた少しづつ売ったことで我々のアメリカ在住中の生活の足しとして随分助けられました。

あの頃持っていた株を売る必要がないくらいの給料を貰っていれば・・・という「もしかして話」をすれば、相当リッチになっていたはずなんですが!w

さて、今般のAppleと言えばJobs亡き後のクックの手腕や色々な戦略が功を奏し、ほぼ独占禁止法レベルの戦略を積み重ねることで「世界一の株価総額」という勲章をアマゾンと競うくらいのジャイアントになり、昔あのマイクロソフトに息の根を止められかけていた頃を知る者からすればまさに「隔世の感」、今昔物語というレベルででかくなりました。

しかし、その商売の結果得たものは果たして何だったのでしょうか?

今私がAppleに感じるのは多くの人間から少しづつ採血してその血を売り捌くかのような商売方法。とにかく売り買いする商品に「?」と思えるような値段をつけてくることでしょう。世界一協力と思えるレベルの法務軍団に錦の御旗を立てさせて、法的に、論理的には正しい方法で商売をしてきていますが、倫理的にとかがめつさ的にはどうでしようと問われると、多分アップル・コンピュータが二本で商売をし始めた頃から知っている元祖サポーターの私でさえ「そろそろいい加減に金を懐に溜め込むのをやめれば?」と言いたくなります。

昔1984のCMで「ビッグ・ブラザー」の時代をこの世界に実現させないという気概を持って革新を目指したAppleという企業も今は弱い者いじめと小銭集めばかり。自分自身こそが唾棄していたBig Brotherに成り果ててしまっている気がしますが?

最近は、スマホでも何の革新も無いただの割高スマホの感がしてきましたし、ノートブック系統の製品にしてもメモリー直付けやそのメモリーにこの値段をつけるってこと?というよううな売り方をしています。それに挟額ベゼルなんかも他のWinマシンに比べて全然魅力的なデザインではなくて、今時のPCにしては既に極太ベゼルという感じのデザインの「遅れ」を感じるばかり。

今度は最近とみに製品制作の技術レベルの落ちてきたインテルを離れて独自のプロセッサで企業としてのleapを狙うようですが、昔は製品のレベルがぐんぐん上がる度に定期的に購入していたノートもほぼ全く買わなくなって、十分に日常でストレス・フリーで使えるASUSのノートブックに満足している次第。はたしてその革新に乗りたくなるほどの製品が出てくるのか。

アップルも十分いろんな製品を作っていますけど、最近は日常生活を送る上でAppleの製品でないと出来ないとか、これならAppleのものが一番使い勝手が良いと思えるものがほぼ消えてしまいました。精々Watchくらいですかね?もう既にいろんなことがブラウザの中で完結してしまう時代になり、データもクラウド保存、クラウド処理がメインになってきて、PCが画像の表示装置になってきたことで、再びテレビ化、モニタ化してきていると思うのです。

驕れる者久しからず、Appleも世紀というスパンでみれば何時の日か分割されたり、消えていくのかもしれないと、今が株価の最盛期だからこそちょっとだけ想像するのでした。


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