2020年8月19日水曜日

名古屋のコロナは少し減ってきている感じもありますが・・・

 名古屋に来襲した(今から考えると)小さな小さな第一波の後にやってきた津波の様な第二波も少し落ちてきた感があります。

上のグラフを見れば一目瞭然ですが、立ち上がった急峻なカーブは明らかにここ数日落ち込んでいるように思えます。愛知県では8月6日から再度の緊急事態宣言が発令されていますが、それから二週間。実際にはこういった結果はその2週間前の行動が表に顕出されるといいますので、愛知県内の人間は急に立ち上がり始めたカーブを意識して行動を起こしているのは間違いないと思います。

少なくとも一部の馬鹿を除けばそれなりに自分に行動制限をかけたり、三密を意識した日常に更に気をつけているということだと私は考えたい。ところが、この緊急事態宣言は24日をも以て一旦収束する可能性がありますので、そこからどうなるのかがどうしても次の大きな関心になりますよね。私的には24日は「拙速」だと思っておりますが・・・。

更に良く問題にされている重症者数の推移なのですが、それは愛知県内では以下のような感じ。

実は波が遥かに小さかった前回の第一波の時のほうが「感染確定者数と重症者数の比」としては遥かに高い状況です。これに関してはPCRなどの検出システムが整っていなかった時期に検査に出された検体自体が「厳選」されていた疑い例に限られていたからという可能性もありますが、巨大化した第二波の波の高さに比べれば重症者のトータル数は漸増に留まっているのは未だ救いかという気もしますが、油断はできません。

そもそもこの数週間は、愛知県における検査対象の陽性率の上昇が20%弱という非常に危険な時期がありましたが、最新の数値では7.9%となっていますからなんとなく落ち着いてきているのはその陽性率からも見て取れるかと考えます。

何れにしても、病院や介護施設内でのクラスター発生一発で上記の数字はグンと上下動しますので、如何なる場合も用心に越したことはないなと思います。有効なワクチンのニュースが世界中から入ってきていますが、早く第三相試験を突破する世界レベルのモノが商品化されることを願って已みません。


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