2020年8月11日火曜日

弱虫ペダル やっぱりイイ話だナ~

当直のスキマ時間を縫うようにして弱虫ペダルの第2シーズンを観ました。

ファーストシーズンでの切磋琢磨と先輩・後輩の友情、その間に語られる熱いセリフの数々に思わず「良いこと言うな-!(´;ω;`)」と何度も何度もウルっときました。やっぱりなんでも競い合った先にだけ、競い合った者にだけ見えている世界というのがあるよな!っていうのを何度も考えさせられました。

競ってこそ高まり合う互いの存在と能力をアニメの中でしっかり見せつけられて思わずシーズン2を一気に見てしまう状況。少年漫画と侮るなかれって感じです。なんか最近は映画にもなっているようですが、小野田坂道の未知の突破力にストーリー全体が引っ張られている感じで良いですね。

実はこの後、実際のインターハイでの自転車競技や世界選手権、ヨーロッパ各国での自転車競技、競輪まで含めてあれやこれやの映像を渉猟するように大量に視聴したのですが、どの自転車競技でもやっぱりトップは感動します。唖然とするほど速いし強い。平坦路、山岳路、周回コースの何れにもキングと呼ばれるレベルの人間が数年単位で現れては消える。

薬物によるドーピングや隠しモーターなどのメカニカルなインチキを使ってでも、ヨーロッパ等だったら巨額の賞金を手にすることが出来ますし、国民的英雄にもなれますから何でも有りの世界も確かにありますが・・・それでも強くて早い人間は美しいと感じてしまいます。

日本は競輪が代表的な自転車競技ですし、世界の中でもオーバルでの戦いでは非常に優秀な選手達も沢山おりますし、歴史的には中野浩一などの「本当にそんな選手おったんか?」というレベルのレジェンドも既におりますが、ロードになるとやはりまだまだ長い歴史と選手層の厚さ(+インチキの歴史?w)では敵いません。

キャプテン翼が日本のサッカー選手の層を厚くしたように、ヒカルの碁が碁の普及を促したように、柔ちゃんが柔道選手を増やしたように、弱虫ペダルが日本の若手ロード・レーサーの厚みをグッと増す作用を及ぼしてくれたら良いな~と考えてしまうオジサンなのでした。

ていうか、もうその影響は十分出てるのか?寡聞にして知らず状態の私です。


0 件のコメント: